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さて、あの雪が降って寒かった3月21日の「春分の日」から2週間、今日4月5日は、二十四節気の第5「清明」です。
この2週間の間に、桜の満開を迎え、花吹雪を楽しんだあとは、あっという間に葉桜となりました。街なかには、一目で新入社員と分かる若人が行き来しています。
二十四節気の第5「清明」
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二十四節気は期間としての意味もあり、4月5日から次の節気の「穀雨」前日 (4月19日) までを「清明」というのです。
この時期は、万物が清々しく明るく美しい頃であり、江戸時代に書かれた『こよみ便覧』には三月節に「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されているそうです。
今後1ヶ月の気候は?
気象庁が、4月5日に発表した関東甲信地方の4月7日から5月6日までの天候見通しによると、平年に比べて晴れの日が少なく、気温は高めで、降水量は平年並みか少し多めになりそうです。
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万物が清々しく明るく美しい頃を迎えて
人間の適応力は、素晴らしいものだと感じます。あの寒かった冬が一段落して暖かくなってきた3月、そして春分の日を迎えて一気に冷えて雪が降ったものの、その寒暖差も多くの人がなんとか対応していたように見えます。
はかなく散った桜の花の盛りを楽しみ、そして本格的な春を迎えました。
「清明」の意味するところが「万物が清々しく明るく美しい頃」であることを改めて確認して、いにしえの人々がこの時期を待ち焦がれていたであろうことが容易に想像できます。
寒々しかった街路樹の枝にも葉が茂り、若葉の緑が眩しい頃になると生命力の息吹を感じます。
そんな時期を迎えても、仕事が上手くいかなかったり、人間関係に悩んだり、病気になったり、つらいことや悲しいことがあると思います。
でも、木々の緑と同様に、人間の生命力もまた凄いものがあります。へこたれても、また元気になる力があります。
自分の力を信じて、明るく元気に前向きに進んで参りましょう!
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2018.4.5記)