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さて、昨日から二十四節気の第5「清明」に入りました。
東京で3月14日に桜の開花宣言があってから既に3週間、花冷えの日が多く、こちらでは葉桜になりつつもまだ花を咲かせてくれています。
二十四節気の第5「清明 (せいめい) 」
「二十四節気」は、1年を24等分に割って24の区分が作られ、そのうちの6つずつで一つの季節を表します。
(出典 : Wikipedia)
二十四節気は期間としての意味もあり、4月4日から次の節気の「穀雨」前日 (4月18日) までを「清明」というのです。
この時期は、万物が清々しく明るく美しい頃であり、江戸時代に書かれた『こよみ便覧』には三月節に「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されているそうです。
今後1ヶ月の気候は?
気象庁が、4月2日に発表した関東甲信地方の4月4日から5月3日までの天候見通しによると、平年と同様に晴れの日が多く、気温は平年並みで、降水量はやや少なめになりそうです。
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今は思いっ切り膝を屈める時期
いつもであれば、この時期は本当に「万物が清々しく明るく美しい頃」のはずです。あの寒々しかった街路樹の枝にも葉が茂り、若葉の緑が眩しい頃になると生命力の息吹を感じます。
でも、今年は新型コロナウイルスにより、その春の明るさが奪われています。折角の週末も、外出自粛要請が出て、多くの街中から人の姿が消えました。
今は、鬱々とした気分を払拭しようにも、なかなか難しいと思います。であっても、このつらく重苦しい時期を過ごすことが、これからの自分にとって必要なのだ、と信じて「よし!負けるものか!」と奮起したいと思います。
「耐え忍ぶ」という言葉がありますが、それは将来の飛躍に備えて、思いっ切り膝を屈めている姿を連想させます。桜も真冬真っ盛りの寒風に耐え、休眠打破を行うことで、春に美しい花を咲かせます。その姿を思い浮かべ、将来に備えたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2020.4.5記)