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さて、東京で桜の開花宣言が出された3月21日の「春分の日」から2週間、今日4月5日は、二十四節気の第5「清明」です。
この2週間の間に花冷えもあって、桜は今も満開です。今日から4月下旬〜5月の暖かさが続き、風も強く吹きそうなので、アッという間に花吹雪が舞い、そして葉桜になることでしょう。
二十四節気の第5「清明 (せいめい) 」
「二十四節気」は、1年を24等分に割って24の区分が作られ、そのうちの6つずつで一つの季節を表します。
(出典 : Wikipedia)
二十四節気は期間としての意味もあり、4月5日から次の節気の「穀雨」前日 (4月19日) までを「清明」というのです。
この時期は、万物が清々しく明るく美しい頃であり、江戸時代に書かれた『こよみ便覧』には三月節に「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されているそうです。
今後1ヶ月の気候は?
気象庁が、4月4日に発表した関東甲信地方の4月6日から5月5日までの天候見通しによると、平年に比べて晴れの日が多く、気温はやや低めで、降水量は少なめになりそうです。
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万物が清々しく明るく美しい頃を迎えて
日本の四季は、本当に素晴らしいと、毎年この時期に思います。年が明けて寒い日が続き、このまま春なんか来ないんじゃないかと思ったりもしましたが、こうしてちゃんと春は訪れます。
4月1日には、新元号「令和 (れいわ) 」が発表され、平成がスタートした時の厳粛さとは違った晴れやかさがあったことも手伝って、ますます春が華やかになりました。
「清明」の意味するところが「万物が清々しく明るく美しい頃」であることを改めて確認して、いにしえの人々がこの時期を待ち焦がれていたであろうことが容易に想像できます。
あの寒々しかった街路樹の枝にも葉が茂り、若葉の緑が眩しい頃になると生命力の息吹を感じます。
そんな時期を迎えても、仕事が上手くいかなかったり、人間関係に悩んだり、病気になったり、つらいことや悲しいことがあると思います。
でも、木々の緑と同様に、人間の生命力もまた凄いものがあります。今は、つらく苦しい時期を過ごすことが、これからの自分にとって必要なのだ、と信じて「よし!負けるものか!」と奮起しましょう。
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2019.4.5記)