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さて、今日9月5日は「石炭の日/クリーン・コール・デー」だそうです。
「石炭の日/クリーン・コール・デー」とは?
「クリーン(9)・コール(5)」の日付語呂合せから、9月5日を記念日としたそうです。
今から26年前の1992年に、通商産業省 (現 : 経済産業省) の呼びかけにより、日本鉄鋼連盟・電気事業連合会・日本石炭協会など石炭関係8団体で構成する「クリーン・コール・デー実行委員会」が制定しました。
硫黄や窒素酸化物が除去され、石炭が大気を汚染しないクリーンエネルギーとなっていることをアピールし、エネルギー源としての石炭をPRするため、火力発電所の一般公開等が行われているとか。
石炭について、Wikipediaで確認してみました。
それによると石炭は、古代の植物が地中に埋もれ、そこで石炭化したもので、見方を変えれば植物化石ということです。石炭は古くから燃料として使われてきました。
特に、産業革命以後20世紀初頭までは、「黒ダイヤ」「黒いダイヤ」「黒の宝石」等と呼ばれていたそうです。
第一次世界大戦前後から、石油に切り替わり、採掘条件の悪い坑内掘り炭鉱は廃れていきます。しかし、1970年代に二度の石油危機で石油価格が高騰すると、再び石炭の時代が到来します。
米国やドイツや中国などでは、現在も重要なエネルギー源になっています。でも、日本では国内の炭鉱は復活しませんでした。安価な海外炭に切り替わっていたからです。
石炭化の過程に思いを馳せる
地中に埋まった植物は年代を経るに従って、泥炭→褐炭→歴青炭→無煙炭 に変わっていきます。この変化を、石炭化と呼びます。
さらに炭の一部が、さまざまな条件が揃った環境の中で炭素が圧縮されると、結晶化しダイヤモンドになるとのことです。
石炭になるまで、一体どのくらいの年月が必要なのでしょう。人間でいうと何世代にもわたる時間がかかると思われます。
そんな時間の流れを考えると、人の一生などほんの短いものでしかありません。そう思うと、「トム・ソーヤーの冒険」の作者であるマーク・トウェインの言葉を思い出します。
人生は短く、他人と言い争い、謝罪し、胸にわだかまりを抱え、最後の審判を待つような時間はない。
人生にあるのは人を愛する時間だけだ。たった一瞬の人生は、そのためだけにある。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2018.9.5記)