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さて、今日9月16日は「エルトゥールル号遭難事件」の日です。
「エルトゥールル号遭難事件」の日とは?
今から128年前の明治23年 (1890年) 9月16日夜半に、トルコ国軍艦エルトゥールル号が訪日の帰途、和歌山県串本大島沖で遭難沈没し、乗組員の九割近く、587名が犠牲となりました。
生存者はわずか69名だったそうです。生存者は、この遭難に当たって大島村 (当時) 住民の献身的な救護活動の様子をトルコに伝えたそうです。
そして、このことから、この事件は日本とトルコの友好関係の起点として記憶されることになったのです。
当時の救援活動の内容
事件発生当時の救援活動について、Wikipediaで調べてみました。
それによると、まず樫野埼灯台下に流れ着いた生存者約10名が、崖を這い登って灯台にたどりつき、灯台守の応急手当て受けます。
通報を受けた大島村 (現在の串本町) 樫野の住民たちは、総出で救助と生存者の介抱に当たりました。
この時、台風で出漁できず、食料の蓄えもわずかだったにもかかわらず、住民は浴衣などの衣類、卵やサツマイモ、それに非常用のニワトリすら供出して、生存者たちの救護に努めました。
こうした献身的な救護活動により、樫野の寺、学校、灯台に収容された69名が救出され、生還することが出来たのです。
このことが、今でもトルコ国民には親日家が多い大きな理由になっています。過去に受けた恩を、今でも義理堅く感謝してくれる国民性には大いに感服します。
かけた情と受けた恩
「受けた恩」に関連して、僕が2013年に新たに加えた座右の銘としている言葉があります。
【 かけた情は水に流せ、受けた恩は石に刻め 】
もともとは長野県上田市塩田にある「前山寺」というお寺にある石碑に刻まれた言葉だそうです。
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日頃、ともすれば見返りを期待したくなる自分、受けた恩を忘れそうになる自分がいます。
座右の銘として、毎月定期的にリマインドしていますが、今日も改めてしっかり心に刻んで行動しようと思ったのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2018.9.16記)