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さて、「今日の一言メモ」第20回です。
社会人版キムゼミを受講して
今から6年前の2013年9月に、当時、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授だったジョン・キム先生が開講した社会人版キムゼミに、第1期生として参加しました。
キム先生は、「媚びない人生」「真夜中の幸福論」などの著書がありますが、その巧みな日本語による表現には感嘆させられました。
キム先生の言葉
そして、折に触れFacebookにアップされていたキム先生の言葉には、とても触発されたものです。
今日は、そのうちの一つをアップしておきます。
すぐ結果が出ないからといって焦るな。
逆にすぐ結果が出ることに不安を覚えろ。
大事を成すには苦悩に満ちた超絶に孤独な過程が必要だ。
その苦悩や孤独な過程が辛いほど大きく確実に
成長することを忘れないこと。
成長に終着駅はない。成長は状態。
常に学びの気持ちで過程を楽しむのだ。
亡くなった高倉健さんの座右の銘
キム先生の言葉は、高倉健さんの座右の銘に通じます。
往く道は精進にして、忍びて終わり、悔いなし
これは、次のような意味です。
辛いことがあっても、それは精進である。
自分を高めるために必要なことなのだ。
それを我慢したまま、
たとえそれで終わることがあっても、
自分の向上にとっては確実に
ためになっているのだから悔いはない。
安易に結果を求めない
ある一定の高みに達するためには、それなりの過程 (プロセス) が必要です。
逆に、すぐに結果が出てしまうようなことは、却って疑いの目で見る必要があるでしょう。
安易な道を求めず、厳しく険しい道であってもそこを乗り越えれば、今まで経験したことのない高みに達すると考えて、歯を食いしばって取り組むことが大切だと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.1.25記)