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さて、「今日の一言メモ」第34回です。
時間管理のマトリックス
下図は、「完訳 7つの習慣」(by スティーブン・R・コヴィー) に登場する有名な図です。
この図では、さまざまな活動を「重要か重要でない」「緊急か緊急でない」の4つの領域に分けて、代表的な活動を示しています。
人は、その習性として、まず重要であろうとなかろうと、「緊急」に区分された「第Ⅰ領域」→「第Ⅲ領域」に取り組みます。ほぼ仕事に類する活動が占めると思われます。
そして、緊急の事案 (仕事) が一段落すると、「第Ⅳ領域」に移り、取るに足らない仕事・雑用や休息に時間を使いがちです。
そして、本当に重要な (でも緊急ではない)「第Ⅱ領域」への取り組みができない、もしくは不十分なまま、1日が過ぎ去っていくことになります。
第Ⅳ領域に費やす時間を天引きする
普通は、本当に重要な (でも緊急ではない)「第Ⅱ領域」へ取り組む時間をなんとか確保するために、「第Ⅳ領域」に費やす時間をなくそうと努力するわけです。
でも、よく考えれば我々一般人にそんなことができるのでしょうか。一見無駄と思える時間も、なくせばストレスが溜まることにならないでしょうか。
であれば、最初から「第Ⅳ領域」にあてる時間を天引きして確保するという計画を立ててはどうでしょうか?
最初から予定に組み込んでおいて、その時間を超過しないようにコントロールできれば、それは予定通りの行動になります。
ついつい横道に逸れてしまったり、ネットサーフィンしてしまうと、それは「やっちまった…」感につながり、後ろめたい思いをすることになります。
でも、予定通りの行動ならば「よし!リフレッシュしたぞ!次の仕事、頑張ろう!」となるでしょう。
あえて無駄と思われる時間を天引きすることでプラスのエネルギーを獲得し、トータルで生産性がアップするのであれば、その方が良いと思うのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.2.9記)