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さて、「今日の一言メモ」第35回です。
一瞬が連なって一日、一年となり、一生となる
今日という一日も、今という一瞬も、ただ一度きりの時間です。かけがえのない大切な時間を無為に過ごすのはもったいないことです。
無為に過ごした時間は、いくら足してもゼロです。そうした時間を過ごせば過ごすほど、ただ単に歳を取るだけになってしまいます。
「時は過ぎ去るのではない。積み重なるのだ。」と言いますが、それは無為に過ごしていない時間だけが積み重なるという意味でしょう。
つらくても苦しくても足踏み状態が続いても、懸命に精一杯生きた時間を過ごし、そうした時間を積み重ねることで、人は年輪を残していけるのでしょう。
自ら運命の手綱を握る
人間が成熟さを増すには、価値ある時間を過ごす必要があります。生きてきた時間がどんなに長くても、そうした時間を過ごしていなければ、単にこの世に物理的に存在した時間が長かっただけのことです。
きっとその間は、運命の女神に翻弄された時間が長かったに過ぎないのでしょう。
そうした運命の下僕になるのではなく、自ら運命の手綱を握り、運命と対峙する人生を覚悟したいものです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた！
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(2019.2.10記)
