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さて、「今日の一言メモ」第42回です。
時間の過ごし方は3つに分類される
時間は、どんな人にも等しく1日24時間訪れます。それは、大統領だろうと産まれたばかりの赤ちゃんだろうと同じです。誰も、時を早く進められませんし、遅くしたり戻したりもできません。
また、時間はお金と違って、貯めることができませんし、明日の1時間を今日前借りすることもできません。
そんな貴重な時間ですが、その使い方はお金と同じように大きく3つに分けられます。
それは、消費か、浪費か、投資か、という分け方です。
お金は、浪費せず消費は節約し投資する時は思いきって遣う、という工夫が必要ですね。時間も同じです。
今これから過ごそうとしている時間は、無駄に過ごす時間 (浪費) なのか、生きていくために必要な時間=睡眠や食事など (消費) なのか、将来に向けた学び=読書やセミナーなどの学び (投資) なのか、常に考え、賢く時間を過ごすことが必要です。
ただ、適度な息抜き・休憩は、次のプラスのエネルギーを獲得するために必要なものですから、無駄に過ごす時間 (浪費) とは言えません。延々とゲームをしたり、意味の無いネットサーフィンをしたりしていれば浪費ですが。
ただ、過ぎ去る時間なのか、積み重なる時間なのか
僕が、長い間ロールモデルとしてきた方の一人が、故・日野原重明先生です。日野原先生は、元・聖路加国際病院の名誉院長をはじめ数々の要職を務められていて、一昨年 (2017年) の7月に、105歳でお亡くなりになるまで生涯現役を貫かれた方でした。
その日野原先生が遺された次の言葉が、今でも脳裏に焼き付いています。
「一瞬が連なって一日、一年となり、一生となるのです。」
一瞬一瞬が積み重なって、それがいずれ人生を形作ることになるということですね。
そういった意味では、無為に過ごした時間が長ければ長いほど、積み重なるものも少なくなるはずです。
積み重ねてきたことのみが、やがて知らず知らずのうちに年輪を刻むことになるのでしょう。
「命の長さで、幸せは決まらない」と言います。それは、長く生きようと、若くして命を落とそうと、幸せとは生きている間に過ごした時間の密度で決まるということですね。
できるだけ、濃密な一瞬を連ねていきたいものです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.2.18記)