(画像出典元はこちら)
さて、「今日の一言メモ」第59回です。
マザーテレサの言葉
マザーテレサは、その生涯で印象深い言葉の数々を残しています。
その中の一つが「Anyway」です。「名言+Quotes」サイトから一部引用させて貰いましょう。
「信じること」と「信じきること」の違い
マザーテレサのこの言葉を読んで感じたのは、「信じること」と「信じきること」の違いです。
後者は、全てを相手に委ねてしまった状態を指しています。盲目的に信じきって、信じ込んでしまうと、裏切られた時に大きく傷つくことになるでしょう。
「信じること」は、即ち運命を受け入れることです。その運命を受け入れる覚悟を持つことを意味します。
「信用」と「信頼」の違いに通じる
「信用」とは、例えば銀行が担保見合いで与える「信用力」に対して融資するように、何かの保証があって初めて成立するものです。
それに対して、「信頼」はそうした保証が全くない状況で、自分自身の判断だけで成立させるものです。
そして、その「信頼」は盲目的に信じきることではなく、自分自身の判断による結果に全面的に責任をとる覚悟を持ち、例え裏切られたとしても、その結果を甘んじて受け入れる心を整えておくことです。
人は、基本的に人を信じたくなるものです。でも、その時「信じる」ことを選択したのは自分の判断であり、その責任は自分にあると常に思っておかなければなりません。
その人に裏切られて傷ついたとしても、それはその人のせいではなく、その人を信じた自分の責任なのです。
・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2019.3.13記)