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さて、「今日の一言メモ」第372回です。
「東京大空襲の日」
今日と明日は、過去この日本で多くの方々が亡くなられた日です。まず今日3月10日は、今から75年前に、東京大空襲があった日です。そして、明日は、まだ記憶が生々しい東日本大震災が起きた日です。
第二次世界大戦末期の1945年 (昭和20年) 3月10日深夜0時8分、東京はアメリカ軍のB29爆撃機344機による焼夷弾爆撃を受けました。
死者約10万人、焼失家屋約27万戸という、第二次大戦で最大級の被害を出した空襲だったのです。
次の画像は、焦土と化した東京です。本所区松坂町、元町 (現在の墨田区両国) 付近で撮影されたものだそうです。右側にある川は隅田川です。
(出典 : Wikipedia)
兵隊ではない何の罪もない庶民が10万人以上も亡くなるという、痛ましいというには筆舌に尽くしがたい出来事です。
焦土と化した東京に、死屍累々と焼け焦げた遺体が積み上げられたそうです。こんな仕打ちを強いる戦争とは、なんと不合理で、非論理的で、自己中心的な行為なのでしょう。
マザーテレサの言葉「Anyway」
そんな思いの中で、マザーテレサの言葉「Anyway」を思い浮かべます。「名言+Quotes」サイトから一部引用させて貰いましょう。
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人はしばしば不合理で、非論理的で、自己中心的です。
それでも許しなさい。
人にやさしくすると、人はあなたに何か隠された動機があるはずだ、と非難するかもしれません。
それでも人にやさしくしなさい。
成功をすると、不実な友と、本当の敵を得てしまうことでしょう。
それでも成功しなさい。
正直で誠実であれば、人はあなたをだますかもしれません。
それでも正直に誠実でいなさい。
歳月を費やして作り上げたものが、一晩で壊されてしまうことになるかもしれません。
それでも作り続けなさい。
心を穏やかにし幸福を見つけると、妬まれるかもしれません。
それでも幸福でいなさい。
今日善い行いをしても、次の日には忘れられるでしょう。
それでも善を行いを続けなさい。
持っている一番いいものを分け与えても、決して十分ではないでしょう。
それでも一番いいものを分け与えなさい。
「信じきる」のではなく、自分自身の責任で「信じる」こと
ひどい仕打ちをされても、裏切られても、妬まれても、人を恨まず前向きに進むには、どうしたらよいでしょうか?
それは、人を「信じきる」のではなく、自分自身の責任で「信じる」ことではないでしょうか。
「信じきる」とは、全てを相手に委ねてしまうことです。盲目的に信じきって、信じ込んでしまうと、裏切られた時に大きく傷ついてしまいます。
自分自身の責任で「信じる」とすれば、その運命を受け入れる覚悟を持つことになり、素直に運命を受け入れることができるはずです。
戦争のような大きな不条理を、運命として受け入れるには抵抗があります。でも、平和な時代であれば、「信じる」ことによって生じる全責任を自分自身が負う覚悟を持つことで、多くのことを受け入れることができると思うのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.3.10記)