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さて、「今日の一言メモ」第68回です。
昨日からずっと、イチロー選手が引退会見で語った言葉を反芻しています。
引退したから、もうイチロー選手ではなくイチローさんでしょうか、それともイチロー氏でしょうか…なんか違和感あるのでイチロー選手で通します。
記録は大したことではなく、最後まで努力できたことが誇り
「いろんな記録に挑んできたが、実は記録など大したことではない」
数々の大記録を打ち立ててきたイチロー選手だから言えることだと思います。こんな言葉をサラッと言って許されるのはイチロー選手くらいでしょう。
そして、記録はいつか誰かに抜かれるものだけど、昨年5月に試合に出られなくなった後も、シーズン終了まで汗を流しいつでもまた試合に出られるように努力し続けたことを次のように表現していました。
「あの日々はひょっとしたら誰にもできないことかもしれないと思うし、それができた自分を誇りに思う」
想像を絶する苦しさを乗り越える強さ
生きていれば、誰でも苦しい時があります。でも、その時にその「苦しさ」とどう向き合うか、によって生き方が決まるのでしょう。
苦しいからといって、その苦しさから逃げようとしたりせず、今は苦しむ時であり、その苦しみは必ず成長に繋がるのだ、と達観して苦しみを全て味わい尽くしてやるという気持ちで清々しく過ごせれば、いずれ道は拓かれると思います。
十分暗くならないと星は見えない
この言葉を耳にしたことがあるかもしれません。ラルフ・ワルド・エマーソンの「When it is dark enough, men see the stars.」という言葉です。
暗いからこそ見えるものがあります。暗いからこそ微かな光でもよく見えてくるのです。努力の結果を性急に求めることなく、暗いからこそ明るく大きく見える希望を目指し、目の前のことに対して最善を尽くすことだけを心掛けたいと思います。イチロー選手のように…
最後に、今まで何度も何度も見返しているイチロー選手の言葉…
小さいことを積み重ねるのが、
とんでもないところへ行く
ただひとつの道だと思っています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.3.23記)