Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【今日の一言メモ】・・・テキトーではなく、良い加減という意味の「いい加減」でいこう

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(画像出典元はこちら)

さて、「今日の一言メモ」第94回です。

80:20の法則

世に有名な「パレートの法則」というものがあります。構成要素を大きい順に並べた時、上位20%の要素で全体の80%程度を占めることが多いという経験則ですね。

ビジネスシーンにおいて、「売上の8割は全顧客の2割が生み出している」というのが典型的な例です。よって、売上を伸ばすには、顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、2割の顧客に的を絞ったサービスを行う方が効率的であるとされています。

他にも以下のような例が挙げられています。

・ 売上の8割は、全従業員の2割が生み出している。
・ 仕事の成果の8割は、費やした時間全体の2割の時間が生み出している。
・ 故障の8割は、全部品の2割に原因がある。
・ 所得税の8割は、課税対象者の2割が納めている。

ただし、あらゆるケースに80:20の比率が当てはまるわけではなく、内容によっては、それが90:10の場合もあれば、70:30の場合もあるでしょう。80:20はあくまで経験上、最も頻繁に観察される比率ということです。

完璧主義を排し「いい加減」で行こう!

80:20の法則は、仮説検証を行うときに、「100の手間をかけて100%の精度を狙うのではなく、20の手間で80%の精度まで検証できたら、次のステップに移ることが望ましい」といった意味合いでも用いられています。

これは、ビジネスで最も重要な要素の1つであるスピードを意識させるための言い方ですね。

真面目な人ほど、完璧主義に陥り100%を狙いがちです。でも、多くの場合は「巧遅は拙速に如かず」と言われる通り、ある程度の合格点に達していれば、迅速に結果を出す方が良いのです。

完璧主義を排し「いい加減」(テキトーではなく、良い加減) を目指して参りましょう。

・・・・・・
さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!

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(2019.4.21記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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