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さて、「今日の一言メモ」第144回です。
「天災は忘れた頃にやってくる」
「天災は忘れた頃にやってくる」とは、天災は、その恐ろしさを忘れた頃にまた起こるものである、という意味ですね。
天災はその恐ろしさを忘れた頃にまた起こるものであるから、用心を怠らないこと・油断は禁物であるという戒めになっています。
物理学者で文学者の寺田寅彦の言葉と言われています。
「喉元 (のどもと) 過ぎれば熱さを忘れる」
熱いものも、飲みこんでしまえばその熱さを忘れてしまうものです。
ここから転じて、苦しい経験も、過ぎ去ってしまえばその苦しさを忘れてしまいます。また、苦しいときに助けてもらっても、楽になってしまえばその恩義を忘れてしまいがちです。
でも、熱くて辛かったことや苦しい経験をいつまでも忘れずにいたら、それはそれでしんどいでしょう。
人間は、どんなに辛く悲しかったことも、忘れることで生きていけるという能力を持っています。
喉元過ぎた熱さを、時には思い出すことも必要
ただ、そうした経験を忘却の彼方にすることなく、教訓として残すためには、定期的に思い出し反芻する仕組みを作ればよいと思います。
現代は、ありがたいことにスマホなどの機器が常に手元にあります。そのスマホのリマインダーアプリで定期的に思い出せるようセットしておけば良いのです。
例えば、誕生日にリマインドしておきたいことを定期的な項目として登録しておけば、毎年必ず目を通して思いを新たにすることが可能でしょう
そうした工夫で、普段は忘れていても、ずっと忘れっぱなしになることはなくなるはずです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.6.28記)