(画像出典元はこちら)
さて、「今日の一言メモ」第208回です。
「柳は緑 花は紅」
「柳は緑 花は紅」とは、柳は緑色、花は紅色をしているように、自然はいつもあるがままの美しい姿をしていることから、ごく当たり前のことを指します。
また、自然のままで人工の加わっていない様を表してること、そして、物事にはそれぞれ自然の理が備わっていることの例えでもあります。
モノクロからカラーへ変わった日
今日9月10日は、今から59年前の1960年 (昭和35年)に、NHKと民法各局の5局が、一斉にカラーテレビの本放送を開始した日です。
そして、この日は「カラーテレビ放送記念日 」に制定されました。
世界初のカラーの本放送は、1954年1月23日に、米NBCのニューヨーク局であるWNBC局が放送したそうです。
日本でカラー放送が始まった頃は、「総天然色テレビジョン」と呼ばれ、番組表のカラー放送の番組には特別に「カラー」の表記、あるいはそれを表す記号が付されていました。全ての番組がカラーに切り替わったわけではなかったのです。
現在は、デジタル放送となり、更に走査線の数により4Kとか8Kと呼ばれる高精細な画像を見ることができるようになりました。
実際に見ると、まさに画面の中にリアルな世界が広がっているようです。
あるがままを堪能する
しかし、いくらリアルに表示されても、結局は四角に切り取られた平面に表示された世界です。周囲の香りや空気の密度や湿度など五感で感じ取れる感覚がないと本物とは言えません。
だから、あれだけの人が東京2020オリンピックの入場券を求めてエントリーし、熾烈な競争率を経てでも手に入れたいと思っているのでしょう。
どんなものでも、そこにあるがままを全身で感じ取って堪能したいですからね。
・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2019.9.10記)