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さて、「今日の一言メモ」第217回です。
「花に嵐」
「花に嵐」とは、良いことには、とかく邪魔が入りやすいことの例えです。
好事を「花」に見立て、「嵐」はそれを散らして吹く激しい風の意味です。花が綺麗に咲くと、激しい風が吹いて撒き散らしてしまうことから、良いことにはとかく邪魔が入りやすいことを、こう表現するようになったのです。
花も嵐も乗り越えて
「花」「嵐」と聞くと、なぜか1965年 (昭和40年) に大ヒットした昼メロと呼ばれるドラマ「愛染かつら」の主題歌を思い出します。
花も嵐も 踏み越えて
行くが男の 生きる道
惹かれ合う男女が、限りなく擦れ違う姿を描き、幼心 (当時9才) にイライラした思い出があります…(^^;
確認してみたら、当時の最高視聴率は40%近くまではねあがり、平均視聴率も約28%と驚異的な数字を記録していました。
主役を演じた無名の新人・長内美那子は、「昼メロ」が生んだ最大のシンデレラ・ガールとなったのです。
調子が良い時ほど、浮かれず重心を低く保つ
「花に嵐」ではありませんが、人間調子が良くなると、つい周りにそれを吹聴してしまい、結果として痛い目を見たりするものです。
痛い目とは、突然の逆風が襲ってきたり、快く思わない輩から足を引っ張られたりすることです。
そんな目に遭った時に、ついつい浮かれた状態だと足元が危ういです。なので、どんなに調子が良くても、あまり周りに吹聴せず重心を低く保っていることが重要だと思うのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.9.18記)