さて、「今日の一言メモ」第219回です。
「青天白日」
「青天白日 (せいてんはくじつ) 」とは、少しも後ろ暗いところがない、潔白な心の例えです。また、無罪が明らかになる、という意味もあります。
『韓愈・崔群与書』に「青天白日は、奴隷も亦其の清明を知る」とあるのに基づいています。「青天」は青い空、「白日」は輝く太陽のことで、澄み渡った青い空に太陽が光り輝く様子を指して、こう表現されるようになりました。
「空の日」
今日9月20日は、「空の日」だそうです。
今から108年前の1911年9月20日に、山田猪三郎が開発した山田式飛行船が、東京上空を一時間にわたり初飛行に成功しました。このことを記念して、1940年に「航空の日」が制定されました。
その後、1992年に運輸省 (現在の国土交通省) 航空局が「空の日」へ改称したそうです。
ところで、関東甲信地方の今年の梅雨明けは、平年より3日遅い7月24頃とされ、梅雨寒の日々が続きました。
そして、梅雨明けしてからも、すっきりしないお天気が続き、東京都心の8月の日照時間は計84時間ほどで、8月としては観測史上最短でした。
気象庁によると、これまでの最短時間は1977年の85.8時間で、40年ぶりに記録を更新したそうです。
この夏は、オホーツク海高気圧の勢力が強い状態が続いた影響などで、関東、東北地方は記録的な日照不足となったのです。
そのせいで、野菜等の供給不足と価格高騰を招き、庶民の生活を直撃しました。
気持ちだけは青天白日を保ちたい
9月は、台風15号が関東に上陸し、千葉県南部に甚大な爪痕を残しました。日本は、今や災害列島と化し、大きな被害のない年がありません。
被災者の皆さんのご苦労はいかばかりかと思います。一日も早い日常の回復を祈るばかりです。
他にも暗いニュースが多いこの頃ですが、気持ちだけは青天白日を保ち、潔癖に生きることを心掛けたいものです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.9.20記)