(画像出典元はこちら)
さて、「今日の一言メモ」第326回です。
「地震雷火事親父」
地震雷火事親父とは、世の中で特に怖いとされているものを順に並べて、調子よく言った言葉ですね。
でも、地震、雷、火事などの災害に匹敵するほど親父が怖かったのは、年長の男性によって支配される家族制度である家父長制の時代のことで、現在では親父はそれほど怖いものとは思われていないでしょう。
最後の「親父」の代わりに、「女房」や「津波」など、怖いと思うものに置き換えて使われることもあります。
阪神・淡路大震災から25年
今から25年前の1995年 (平成7年) 1月17日午前5時46分52秒、淡路島北部沖の明石海峡を震源として、マグニチュード7.3の大地震が発生しました。
戦後に発生した地震では、1946年 (昭和21年) の南海地震や、1948年 (昭和23年) の福井地震を大きく上回り、当時の地震災害としては戦後最大規模の被害となってしまいました。
国道の上を走っている阪神高速道路神戸線が橋脚ごと横倒しになった画像が脳裏に蘇ります。
僕が以前勤めていた会社で大阪支店に勤務していた1983年〜1986年の間、営業で神戸担当だったこともあり、よく車で下の国道も上の阪神高速も走っていた場所です。
ニュースでこの映像を見た時には、言葉を失ってしまいました…
何気ない日常が宝物
間もなく、あの東日本大震災から満9年、熊本地震から満4年が経とうとしています。そして、南海トラフ地震、首都直下地震がいつ起きても不思議ではないと言われています。
首都圏に住んでいる自分は、まだ被災者ではなく未災者です。でも、いつ被災者になってもおかしくありません。
大地震が、それまでの日常を根こそぎ奪っていってしまうことは、過去の被害から明らかです。そして、その日常を取り戻すには、気の遠くなるような時間がかかることも……
このブログで何度も何度も書いていますが、「何気ない日常が宝物」であることを肝に銘じ、些細なことで悩んだり、クヨクヨしたりできること自体が幸せなのだ、と自分に言い聞かせています。
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
・・・・・・・・・・・・
(2020.1.17記)