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【今日の一言メモ】・・・居心地の良いコンフォートゾーンに安住せず、これからも居心地の良さをキープしたいなら変化の先頭に立つ必要がある

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(画像出典元はこちら)

さて、「今日の一言メモ」第330回です。

「住まば都」「住めば都」

「住まば都」とは、同じ住むのなら、不便な土地よりも、便利で住みやすい都会のほうが良いという意味です。

それに対して「住めば都」とは、どんな田舎であっても、そこに長く住んでいれば、慣れて住みよい土地に思えてくるという例えです。

言葉は似ていますが、意味は反対になります。でも「住まば都」という言い方は、まず聞きませんね。

「コンフォートゾーン」

コンフォートゾーン (Comfort Zone) とは、「快適な領域」という意味で、脳科学と心理学の用語です。領域とは、物理的な場所を示すだけでなく、精神的な領域も指しています。

僕たち人間は、まったく無意識に、自分にとって一番快適な領域で生きているそうです。

でも、この居心地の良いコンフォートゾーンに留まることは、現状維持に陥る危険信号です。ずっと立ち止まっていることイコール後退を意味します。

実は、ずいぶん以前から僕の座右の銘にしてきた言葉がありました。

それは、「変わらないでいるためには、変わり続けなければならない」という言葉です。まるで禅問答のようですが、要するに良い結果が出ている状態を持続するには、そこに至るプロセスを常にアップデートしなければいけない、という意味です。

でも、頭の中では変わらなければと思っているのに、今の状態が居心地良ければ、心は変わることへの抵抗を示します。「別に何も変えなくていいじゃないか。」「何かを変えて、今より悪くなったらどうするんだ?」・・・

そうです。変えることへの不安が、現状維持を強く求めるのです。

外の変化はコントロールできない だから、変化の先頭に立つ

著名な経営学者であり「現代経営学」「マネジメント」(management) の発明者といわれるピーター・F・ドラッカーについては、ビジネスに携わる方なら誰でもご存知でしょう。

そのドラッカーの洞察力に富んだ言葉の数々を、1日1頁、1年365日で構成した書籍が「ドラッカー 365の金言」です。

その中で、ドラッカーはこう言っています。

変化はコントロールできない。
できるのは変化の先頭に立つことだけである。

自ら未来を作ることにはリスクが伴う。
しかし、自ら未来を作ろうとしないことのほうが
リスクが大きい。

成功するとは限らない。

だが、自ら未来を作ろうとせずに
成功することはない。

現状の居心地の良さに甘んじ、変化を厭うていたら、それはいずれジリ貧となるリスクがあるのだ、と認識しておく必要がありそうです。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!

・・・・・・・・・・・・
(2020.1.22記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
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