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【今日の一言メモ】・・・義理チョコの廃止に倣い、ビジネス上の儀礼的なお付き合いは廃止し、その時間とお金をお客様に対するサービスレベルの向上に費やす

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(画像出典元はこちら)

さて、「今日の一言メモ」第351回です。

「聖バレンタインデー」

今日2月14日は、「聖バレンタインデー」ですね。

もともと、269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス (テルニのバレンタイン)に由来する記念日だと、主に西方教会の広がる地域において伝えられていました。そして、この日は、世界各地でカップルの愛の誓いの日とされています。

日本では、1973年にオイルショックが日本を襲い、不況に喘いでいた小売業界が、バレンタインデーにチョコレートを贈る習慣を積極的に宣伝し、小学校高学年から高校生までの学生層に広まっていったそうです。1980年代後半頃には、主婦層にも普及していきます。

義理チョコの終焉

ここ10年程前からでしょうか……会社などで義理チョコを廃止するのが当り前になってきたのは。

義理チョコの慣例は、女子社員にとってかなりの精神的負担であり、男性側もホワイトデーのお返しが大きな金銭的な負担になっていました。

ある労働法の専門家は、職場内におけるバレンタインデー・ホワイトデー・おごりの強要は『環境型セクシャルハラスメント』の温床と指摘していたようです。

女性も男性も、義理に縛られて精神的・経済的な負担を感じるような習慣はやめた方がいいと思います。

今では、バレンタインデーに親しい友人同士でプレゼントを交換したり、自分へのご褒美として美味しいチョコを奮発したり、といった楽しい習慣になっているようですね。

ビジネスでも儀礼的な習慣はなくした方がいい

ビジネスの世界に目を転じてみると、まだまだお中元やお歳暮のようなやり取りや、接待や忘年会、新年会のようなお付き合いの習慣が残っているようです。それも東京などより地方で根強いように感じます。

戦後の高度成長時代に根付いたのが、会社の経費で賄う接待などでしょう。当時は、娯楽も少なく個人の所得も低かったので、ゴルフや銀座のクラブなどを利用した接待が盛んに行われ、社用族と呼ばれる人種を生み出しました。

その頃、家庭を大事にしてさっさと帰るような男性は「マイホーム・パパ」などという蔑称で呼ばれて揶揄されていたものです。「モーレツ社員」「24時間戦えますか?」という言葉がもてはやされていた時代ですから、今となっては隔世の感がありますね。

僕は、9年前に会社を辞めて今はフリーランスの立場ですから、儀礼的なお付き合いはほとんどありません。唯一、地方に泊まりがけの出張で行った時、その土地土地の名産品などをご馳走になることがありますが。

それ以外は、接待や贈答品のやり取りなど皆無です。考え方として偏っているかもしれませんが、そんなことに時間やお金を費やさないと、ビジネスの関係が保てないのなら、それは変だと思うのです。

そんなことをする暇があったら、お客様に提供するサービスレベルを少しでも上げるよう学び、研究し、工夫を凝らすことが大切だと考えています。

これからもそうした方針で万事取り組んでいくつもりです。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!

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(2020.2.14記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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