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【今日の一言メモ】・・・どんな時代になっても、2年前に定めた行動指針「余計なものを排し、自分に正直に生き、明日死んでもいいように今日を生きる」を愚直に貫き通す

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さて、『今日の一言メモ』第893回です。

昭和という時代

今日4月29日は「昭和の日」です。今から121年前、1901年(明治34年)のこの日に昭和天皇が誕生されたのです。

僕が生まれたのは、1956年(昭和31年)です。戦後の焼け野原から立ち直りつつある時代を描いた映画「三丁目の夕日」の舞台になった東京で生まれ育ちました。

時は、神武景気に湧き、前年の保守合同で与党が自由民主党、野党が日本社会党という55年体制が確立し、国際連合に加盟した年になります。

手元に某銀行から頂戴した年表があります。僕が生まれてから、平成に至る昭和の時代をちょっと年表で確認してみましょう。

僕が生まれてから多感な青春時代を過ごすまでは、ちょうど日本の高度成長期にあたります。

東京オリンピックといえば、今は去年(2021年)開催されたオリンピックを思い浮かべますが、2020東京オリパラが決まるまでは1964年(昭和39年)のことを指していました。

当時の池田勇人首相が、1960年(昭和35年)に「所得倍増計画」を打ち出し、10年間で国民所得を倍増させるという計画を政策の目玉にしました。実際には、この計画を上回ったのです。

そして、大学に進学・卒業し、社会人となり、30才で結婚、昭和天皇が崩御されるまでは、激動の時代でした。

石油危機などのエネルギー問題の深刻化、そしてイラン・イラク戦争などの地域紛争問題が頻発します。

更に、1985年(昭和60年)のプラザ合意以降、急激な円高が進行、輸出産業という外需に頼った経済の舵取りが、内需拡大へと大きく転換し、空前のバブル景気に向かいました。

こうして自分が生まれ育った昭和の時代を振り返ると、高度成長期を経て日本が世界に冠たる経済大国になっていったことが、自分の「価値観」のベースになったことが明確に分かります。

昭和の価値観

当時は、とにかく企業戦士を育てることが、時代の要請だったと思います。昭和世代であれば、「24時間戦えますか?」というリゲインのCMを覚えている方も多いことでしょう。今、こんなCMを流したら「なんとブラックな!」と炎上必至でしょう。

そして、そんな時代の中で、とにかくいい大学を出て、いい会社に入って、必死に働いて出世して高いお給料を貰う。それが当然の目標になりました。僕が生まれ育った時代は、ベースアップがない年など想像もできませんでした。

給料が上がるのは当たり前、ボーナスも増えていくのが当たり前、だから結婚して子どもを作って、住宅ローンを組んで、郊外に一軒家を建てる(買う)ことが当たり前の生き方でした。

しかし、昭和の終わりから平成にかけて、しばらく続いたバブル景気はアッという間に消え去り、失われた10年が20年になり、少し良くなった頃にリーマンショックが世界中を震撼させ、未曾有の不況に陥りました。

昭和の時代にいい会社の代表格だった証券会社や保険会社が次々と消えていきました。一時もてはやされたIT企業も、淘汰が進みました。

そして、平成から令和に

激動の昭和を経て、戦争がない平成の時代となり、平和が続くのが当たり前に思われました。

ところが、令和になって世界的なコロナウィルスの蔓延、ロシアのウクライナ侵攻などが起こり平和な時代の終わりを予感させます。

東アジア情勢も、中国の武力行使、北朝鮮の暴走など懸念材料はいくつもあります。ウクライナを見ても分かる通り、日本も自衛力を増強する必要があることは明らかです。

そんな中で個人としてどう生きるのか、常に考えておかなければならないでしょう。やはり僕としては、2020年(令和2年)正月に定めた行動指針「余計なものを排し、自分に正直に生き、明日死んでもいいように今日を生きる」を愚直に貫き通したいと思います。

・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

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(2022.4.29記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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