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さて、「今日の一言メモ」第366回です。
「草木萠動」スタート!
さて、今日から3月です。例年であれば、二十四節気第2の「雨水」の末候である「草木萠動」がスタートする日ですが、今年は閏年なので昨日2月29日にスタートしていました。
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二十四節気 (にじゅうしせっき) は、1年を24等分し、その分割点 (節気) を含む日に、季節をあらわす名称をつけたものです。立春・雨水・啓蟄・春分・・・と続きます。
その二十四節気を、さらに5日(または6日) ずつの3つ (初候、次候、末候) に分けた期間のことを、七十二候 (しちじゅうにこう) といいます。
その6候、すなわち「雨水 末候」である「草木萠動 (草木萌え動く)」がスタートしたわけです。
春の胎動
ちなみに今日の誕生花は、ジンチョウゲ (沈丁花) 、ハハコグサ (母子草) 、ヒアシンス (風信子) <ピンク>だそうです。
沈丁花の花の香りが漂ってくると、ああ、春はそこまで来ているんだな、と思います。今日などは、春本番の暖かさなので、沈丁花が咲くのもすぐですね。
でも、今年の春は、新型コロナウイルス感染症一色に染まってしまいました。全国の小中高校では、明日以降順次春休みを前倒しする形で休校になります。
よりによって、学期末試験や入学試験、卒業式などの行事が目白押しのこの時期に感染症の拡大を防ぐためとはいえ、休校せざるを得ないのは生徒さんたちが可哀想すぎます。
そんな動きをよそに春は確実に近づいてきます。この時期は、騒いだり、嘆いたり、悲しんだり、落ち込んだり、文句を言ったり、怒りをぶつけたり、恨んだり、呪いの言葉を吐いたりするのは、あまりにも勿体ない時期です。
あれこれ後ろ向きの行動することによって状況が好転するのなら、いくらだってそうしますが、でも実際のところ、そんな行動をすればするほど時間の無駄遣いとなり、状況も悪化するだけです。
口を動かしたり、何か書き込むヒマがあったら、自分がやるべきだと考えることを黙って粛々とやればいいと思います。
デマに踊らされてトイレットペーパーを買い込んだり、無駄口を叩くヒマがあったら、今、自分ができることにフォーカスし、一つ一つ、淡々と、やるべきことをやればいいのです。
これぐらいのことで右往左往していたら、心も身体も保ちません。あの東日本大震災からまもなく9年が経ちます。あの大試練も乗り越えつつあるのが我々日本人です。
とにかく明るく元気に前向きに、この試練も乗り越えて参りましょう!
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さて、今日はここまでにしますね。
では、また!
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(2020.3.1記)