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さて、「今日の一言メモ」第677回です。
「草木萠動」
さて、今日から3月ですね。そして、昨日から二十四節気第2の「雨水」の末候である「草木萠動」がスタートしました。
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二十四節気 (にじゅうしせっき) は、1年を24等分し、その分割点 (節気) を含む日に、季節をあらわす名称をつけたものです。立春・雨水・啓蟄・春分・・・と続きます。
その二十四節気を、さらに5日(または6日) ずつの3つ (初候、次候、末候) に分けた期間のことを、七十二候 (しちじゅうにこう) といいます。
その6候、すなわち「雨水 末候」である「草木萠動 (草木萌え動く)」がスタートしたわけです。
春の胎動
3月に入って外を歩いていると、どこからともなく沈丁花(ジンチョウゲ)の香りが漂ってくることがあります。この花の香りが漂ってくると、ああ、春はそこまで来ているんだな、と思います。今日などは、春本番の暖かさなので、沈丁花が咲くのももうすぐですね。
でも、去年(2020年)のこの時期を思い出すと、全国の小中高校で春休みを前倒しする形で一斉休校が始まり、デマに踊らされてトイレットペーパーの買いだめが起こるなど、当時は正体不明だったウィルスに翻弄されていました。
リアルからクラウド上の仮想空間へ
1年経った今も緊急事態宣言の最中で、宣言が解除されても生活がコロナ禍の前に戻ることはありません。すでにマスク着用、手指消毒、3密回避などニューノーマルの生活様式が定着し、リモートワークもかなり浸透し、今後はリアルなオフィスをなくしていくことで通勤ラッシュを避ける動きなどが出てきそうです。
そして、クラウド上の仮想空間にあるバーチャルオフィスに出勤する日も近いかもしれません。事実、そうしたサービスを行うバーチャルオフィスツールが次々と登場しています。(こちらの記事参照)
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コロナ禍を契機として緊急避難的に始まったニューノーマルも、さらに前に進めていくことで今まで当たり前だったライフスタイル、ワークスタイルが変わっていく時代です。
日本中、いや世界中どこにいてもネットに繋がる環境さえあればクラウド上の仮想オフィスに通勤できるとなれば、住環境の常識も変わります。東京圏の土地代、家賃が高い地域にこだわらず、自然豊かで気候温暖で物価が安い地域に暮らすことも夢ではありません。
これからそんな時代に生きることを前提に、自分の将来の姿をいろいろと妄想してみるのも楽しいかもしれません。もちろん解決すべき課題もいろいろ出てくると思いますが、一つひとつ解決することで実現することができると思うのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.3.1記)