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さて、「今日の一言メモ」第380回です。
「ランドセルの日」
今日3月21日は「ランドセルの日」だそうです。なんでも、3+2+1の合計が小学校の修業年数の6になることから決められたとか。
それなら、1月23日でも2月13日でもよさそうですが、入学シーズンを迎えるこの日に決めたのでしょうね。(^^;
ということで、ランドセルにどんな歴史があるのかWikipediaで調べてみました。
なんでも、江戸時代 (幕末) の頃、幕府が洋式軍隊制度を導入する際に、将兵の携行物を収納するための装備品として、オランダから導入した背嚢 (はいのう、バックパック) のオランダ語呼称「 ransel (ランセル) 」が訛って「ランドセル」になったとされています。
兵隊さんの背嚢がルーツなんですね。小さい身体の小学生でも、教科書やノートなどで結構重くなりますから、ランドセルの形状は合理的だと思います。
「面壁九年」
我が国では、小学校の6年間と中学校の3年間を合わせて9年が義務教育となっています。
義務教育は9年ですが、卒業してからも高校以降の教育機関で学ぶ期間もあります。中学で卒業してすぐ、あるいは高校・大学を卒業して以降社会人になっても学びは続きます。それは死ぬまで続くでしょう。
「面壁九年 (めんぺきくねん) 」という言葉があります。一つのことに忍耐強く専念すること。また、長い間わき目もふらずに打ち込んで努力することの例えです。
達磨 (だるま) 大師が、中国の嵩山にある少林寺に籠り、九年間も壁に向かって座禅を組み、悟りを開いたという故事がその由来だそうです。
「面壁九年」の9年は、3,285日になります。剣豪・宮本武蔵は「千日の稽古を『鍛』とし、万日の稽古を『錬』とす」と記しました。千日の稽古で技を習得し、万日の稽古でその技を練り上げる、という意味です。
1万日は、約27.4年になります。『錬 』に域に達するためには、「面壁九年」のさらに3倍の時を要します。
とにかく小さなことを継続する
このブログは、2014年の元旦以降、6年ちょっと毎日更新を続け、今日で2,272日になりました。「面壁九年」でいえばやっと三分の二を通過したところです。
そういえば、2012年の元旦以降、8年ちょっと毎日ちょっとずつ続けてきたペン字練習が3日前に3,000日に到達しました。あと少しで「面壁九年」をクリアします。
その効果のほどは、毎朝5分程度のペン字練習なので目を見張るものではありませんが、それでも亀の歩みの如く前に進んでいる実感はあります。
たいそうなことでなく、ほんの小さなことを毎日続けることが微差を生み、それが5年、10年、20年と積み重なることで圧倒的な差になると信じています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.3.21記)