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さて、「今日の一言メモ」第395回です。
「忠犬ハチ公慰霊祭の日」
今から84年前の1936年 (昭和11年) 4月8日に、JR渋谷駅前に銅像もある忠犬ハチの最初の慰霊祭が行なわれたそうです。
ちなみに、ハチの命日は1935年 (昭和10年) 3月8日でしたが、桜の季節に合わせて行いたいという思いで、毎年4月8日に行われています。今年でちょうど85回目だとか。
ハチ公は、飼い主の上野英三郎博士が亡くなってからも、生前の博士の出勤・帰宅時間にあわせて、10年間も渋谷駅前へ通い続けたことから評判となり、1934年には渋谷駅前に銅像が建立されました。
今こそ忠義を尽くすとき
今年の忠犬ハチ公慰霊祭の日は、奇しくも日本で初めて緊急事態宣言が発出された日になってしまいました。
新型コロナウイルスの感染者は増え続け、強制力はないものの強力な外出自粛要請が国のトップから発せられたわけです。
安倍首相も小池東京都知事も 「家族を守るため、大切な人を守るため、社会を守るため」と強調されています。
他国のように強制力を持つ都市封鎖のようなスタイルをとらない日本式の取り組み(日本モデル)が成功するかどうかは、一に国民の自主的な行動にかかっており、これで新型コロナウイルスの封じ込めに成功すれば、世界に誇れる事例となり得るでしょう。
あの東日本大震災が起きたとき、東北の方々は避難所の入口に脱いだ靴をきちんと揃えていたことをはじめ、自分も苦しい中で他人を思いやり助け合うことを厭いませんでした。
そんな遺伝子を持つ民度の高い我々日本人です。みんなが未来に希望を繋ぐために辛抱するのだと決心し行動すれば、きっと日本式の取り組みが成功すると思います。
ハチ公は見事に「忠義」を体現しました。忠義とは「主君や国家に対し真心を尽くして仕えること」です。(こちらのサイト参照)
今の時代に「忠義」とはなんとも古臭い言葉かもしれませんが、ここは一つ踏ん張って家族のため、大切な人のため、社会のために忠義を尽くしたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.4.8記)