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さて、「今日の一言メモ」第400回です。
「百聞は一見にしかず」
今日は、格言の「百聞は一見にしかず」を取り上げます。この格言の意味は、何度くり返し聞いても、一度でも実際に見ることには及ばないということです。何事も自分の目で確かめてみるべきだという教えですね。
『漢書―趙充国』には以下のように記載されているそうです。
漢の宣帝が、反乱を起こしたチベット系の遊牧民族を鎮圧するために、趙充国に必要な戦略と兵力を尋ねた。
充国は「遠く離れた場所で戦略は立てにくいので、自分が現地に行って実際に見たものを地図に描き、策略を申し上げたいのですが」と許しを請うた。
「百聞は一見にしかず」に続く言葉
昔は、地図を見ても、現地に行った人から話を聞いても、その様子は想像するしかなかったわけですが、写真が発明され、テレビが発明され、そしてインターネットが登場し、Google Earthで世界中の様子を見ることができるようになりました。
確かに、百聞は一見にしかずですが、どうやらこの後に続く言葉があるようです。
百聞は一見にしかず
百見は一考にしかず (見るだけでなく、考えないと意味がない)
百考は一行にしかず (考えるだけでなく、行動するべき)
百行は一果にしかず (行動するだけでなく、成果をださないと意味がない)
つまり、聞いて、見て、考え、行動し、最後に成果を出す、ということです。
一番大事なのは、「行動する」ことでしょう。
すぐに成果が出なくても、たとえ失敗しても
たとえ、すぐに成果が出なくても、一見失敗したように見えても、それはそれで行動したからこそ得た結果です。
行動するから、一歩前進したり二歩後退したりするのです。行動しなければ、前進も後退もありません。ゼロはいくら足してもゼロです。
このブログで何度もアップした図があります。
図にある通り、「失敗者」は、同じゾーンの「成功者」になることはあり得ます。
一方、「やらない者」は「弱者」のゾーンに位置付けられ、「強者・弱者」を隔てる厚い壁に阻まれているため、「成功者」になることは、100%あり得ないことになります。
というわけで、聞いて・見て (インプット) 、考えて・行動して (アウトプット) 、そして成果に結び付けていくことが重要だと思う次第です。
現在は、外出自粛要請が出ていて自由に出かけることはできません。でも、さまざまなインプットは可能ですし、思考を巡らせ、SNSやブログで発信することも可能です。
このコロナ禍が終息したら、即座にアクションを起こせるように、しっかりと行動計画を立てたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.4.13記)