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【今日の一言メモ】・・・思わぬ争いごとに遭遇したら、ある言葉を思い浮かべ早くその場を立ち去る

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さて、「今日の一言メモ」第454回です。

「瓜田に履を納れず」

「瓜田 (かでん) に履 (くつ) を納 (い) れず」とは、疑念を招くような行為は避けよ、という戒めの言葉です。

瓜畑で靴が脱げても、ウリを盗むのかと疑われる恐れがあるので、かがんで靴を履き直すようなことはすべきではないということです。「履を納れず」は、靴に足を入れるという意味だそうです。

古代中国で編纂された詩文集『文選・古楽府・君子行』に、「君子は未然を防ぎ、嫌疑の間に処らず、瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず(すぐれた人は事件が起こる前にそれを予防し、あらぬ疑いを抱かれるような立場に身を置かない、瓜畑では靴を履き直すことをせず、スモモの木の下では曲がった冠を正すようなことはしない)」とあるのに基づいています。

「李下に冠を正さず」という言葉の方が一般的ですね。

思わぬ争いごとに遭遇したときに思い浮かべる言葉

悪気などない言動が、誤解を招き、人を傷つけてしまうこともあります。普段何気なく口に出したり、やってしまったことが、他の人にどのように受け止められているか、もしかしたら傷つけていないか、ということは、よほど注意深くしていないと分かりません。

普段の生活のシーンでも、これはセクハラではないか、パワハラではないか、マタハラではないか・・・など、ハラスメントと疑われないか気を遣うことが多くなってきました。

さらに、SNSで何気なく呟いたことが、思わぬ反感を買い炎上してしまうケースもあります。中には、どうしたらそんな解釈ができるのか、と首を傾げてしまう言いがかりのような発言も見かけます。発言者は、ただ難癖をつけたいだけの暇人なのか……。

思わぬところでそんなケースに巻き込まれることもあるかもしれませんが、そんなときは「トム・ソーヤーの冒険」の作者であるマーク・トウェインの次の言葉を思い浮かべ、できるだけ早くその場を立ち去ることが肝要だと思います。

人生は短く、他人と言い争い、謝罪し、
胸にわだかまりを抱え、最後の審判を
待つような時間はない。

人生にあるのは人を愛する時間だけだ。
たった一瞬の人生は、そのためだけにある。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!

・・・・・・・・・・・・
(2020.6.17記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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