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さて、「今日の一言メモ」第506回です。
「泥中の蓮」
泥中の蓮(でいちゅうのはす)とは、汚れた環境の中にいても、それに染まらず清く正しく生きるさまの例えです。
蓮は汚い泥の中でも、清らかな花を咲かせることからこう表現されるようになりました。
勝ち組とは?に答えた半沢直樹の言葉
7年ぶりに帰ってきた半沢直樹。脅威の視聴率を更新しているテレビドラマをご覧になっている方も多いことでしょう。かくいう僕も毎回、ハラハラドキドキしながら波状攻撃のように押し寄せるストーリー展開に圧倒されています。
ドラマの第一部は、巨大銀行VS子会社の証券会社という舞台設定で、銀行から証券会社に出向させられた半沢直樹が、子会社いじめをする銀行首脳部に対して痛快な倍返しをして喝采をさらうわけですが、その中で是非記録しておきたい半沢名言が数々登場しています。
その中の一つが、晴れて銀行に戻ることになった半沢直樹が、銀行に散々痛めつけられた証券会社のプロパー社員を前に力強く語った次の言葉です。
大企業にいるからいい仕事ができるわけではない。どんな会社にいても、どんな仕事をしていても、自分の仕事にプライドを持って、日々奮闘し、達成感を得ている人のことを本当の勝ち組というんじゃないかと、俺は思う。
君たち世代の逆襲を、いや、君たちの倍返しを、私は、これから期待している。
日本中で、そうだそうだとブンブン首を縦に振りまくりながら頷いている人、目から鱗が落ちる思いで聞いていた人がたくさんいたのではないでしょうか。
半沢直樹がやっつけた銀行首脳部は、銀行の顧客のことも、いわんや銀行のことも考えず、巨大組織の中でどう立身出世を図るか、得た立場を利用してどう私利私欲を満足させるかに汲々として、最後は半沢直樹にお灸を据えられて、銀行内での立場が「おしまいdeath!」となってしまいました。
半沢直樹が定義する「勝ち組」とは対極に位置付けられる「負け組」と言えます。
というわけで、どんな仕事をしていても、自分の仕事にプライドを持って、日々奮闘し、達成感を得ていきたいですね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.8.17記)