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さて、「今日の一言メモ」第507回です。
「病治りて医師忘る」
困難な時期が過ぎると、助けてくれた人の恩も忘れてしまうという例えです。
病気の時は苦しい思いをしたのに、治ってしまうと、だいたい、世話になった医者のことなど忘れてしまうという意味です。「病治りて薬師(くすし)忘る」ともいいます。
コロナ禍で奮闘する医療関係者
一旦収まりかけた新型コロナウイルスは、7月以降若い人を中心にまた感染が広がりました。ただ、東京都の感染者推移を見ると、7月末をピークに漸減傾向にあるように見えます。
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そして、重症者数の推移ですが、7月11日前後の5人を底に微増していますが、100人を超えていた4月末頃に比べると少ないように見えます。
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亡くなられた方は、多い日でも2人、ゼロの日が多いです。5月2日に15人の方が亡くなっていたことを思えば、ほんとに少ない人数です。
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これは、未知の感染症である新型コロナウイルスが発生してから、医療関係者が必死に取り組んでくれた結果だと思います。ワクチンも特効薬もない中で、さまざまな治療を懸命に試し、少しでも効果があればそれを次に生かすことを繰り返してくれたことの成果でしょう。
ニュースなどで伝えられる寝食を惜しんで取り組む献身的な姿には、敬服の念しかありません。彼らをそこまで駆り立てるのは、「自分たちがやらねば」という使命感でしょう。政府は、そうした努力に対して十分報いてあげて欲しいと思います。
そして、自分も「病治りて医師忘る」ことのないよう、常に感謝の気持ちをリマイドしていきたいと思っています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.8.18記)