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さて、「今日の一言メモ」第526回です。
「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」
「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」とは、熟達した者であっても、時には自分より経験の浅い者や年下の者に、物事を教わることもあるという例えです。
小さな子供は一人で川を渡れないが、背中に負ぶった子は上から浅瀬と淵をよく見分けて教えることができるので、その子に教えられて深みにはまらずに済むこともあることからこう言われるようになりました。
『上方(京都)いろはかるた』の一つだそうです。
若い世代に教わることを厭わない
年齢を重ねていくと、変なプライドや見栄が邪魔をして人に教えを乞うことに抵抗を感じるようになります。
特に、相手が若い世代であればあるほど、素直に聞きにくくなるでしょう。でも、これだけ進歩が激しい現代で、自らの努力のみで知識を得るのは至難の業です。
特に、ITテクノロジーの世界などは日進月歩です。そして、そうした世界に通暁しているのは間違いなく若い世代です。なので、そこはありがたく教えてもらうのが習得する早道です。
このブログを開設したのは今から8年前、僕が56歳のときでした。そして、その時「WordPressブログ開設講座」というセミナーで講師をしてくれたのは、当時20代の青年でした。とても分かりやすく教えてくれて、1日でWordPressを用いたブログを開設することができました。
若い世代には「やり方」を習い、こちらからは「あり方」を伝授する
それ以来、社会人学校などに通って若い世代の友人たちと積極的に交流するようになりました。今でも、30代や40代の多くの友人と交流を続けています。
そうした仲間とは情報交換会などを通じて、いろんな知識を伝授してもらっています。そして、こちらからはものの考え方など参考にしてもらえそうなことを伝えています。
いわば若い世代の友人たちからは、「やり方」(Doing)を習い、こちらからは人としての「あり方」(Being)を伝授していると言ってもいいかもしれません。
これからもそんな関係を続けながら歩んでいきたいと思っています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.9.8記)