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さて、「今日の一言メモ」第555回です。
「男は度胸、女は愛嬌」
「男は度胸、女は愛嬌」とは、男にとって大事なのは、決断力があり物怖じしないことで、女にとって大事なのは、にこやかでかわいらしい振る舞いだという意味です。
男女のあり方を「度胸」と「愛嬌」の「きょう」の語呂を合わせて言った言葉で、あとに「坊主はお経」と続けてもいうそうです。
「女も度胸、男も愛嬌」
今は、「男は度胸、女は愛嬌」などとんと聞かなくなりました。もはや死語でしょうか。度胸のいい女性はたくさんいますし、男も愛嬌が求められる時代です。
愛嬌というと語弊があるかもしれませんが、可愛がられる、愛される、心をかけてもらえる、好かれる、という存在にならないと、ビジネスでもプライベートでもうまくいかないでしょう。
どんなにIQが高く優秀でも、周りをバカにして見下すような態度をとる鼻持ちならない人は、だんだん回りの人が遠ざかってしまうに違いありません。
一方で、「愛嬌 (愛される力) 」のある人は、どんな態度をとるでしょう。いつも偉そうにせず、手柄は人に渡し、感謝の気持ちを忘れず、上から目線で語らず、いつも人さまのお役に立つことを心掛け、でしゃばらず、惻隠の情（思いやりの心）をもって人に接するはずです。
J.Y. Parkさんの言葉「謙虚」
今話題のガールズグループ「NiziU」をプロデュースしたのが、2PMやTWICEを生み出した韓国の名プロデューサーJ.Y. Parkさんです。日本各地から1万人以上の少女たちが応募して行われたオーディション「Nizi Project」（虹プロ）から生まれたグループです。
1年以上に及ぶ選考課程で東京合宿、韓国合宿に勝ち残り、そこでダンスや歌などの過酷な特訓を長期間続け、ごく普通の少女だった彼女たちがまるで蛹から蝶になるように変身していく様は目を見張るものがありました。
そして、その過程でJ.Y. Parkさんが彼女たちに投げかけた言葉は、多くの人たちの胸を打ち、名言として纏められるまでになりました。(こちらの記事参照)
彼が彼女たちを諭した言葉の中に「 真実・誠実・謙虚であれ」があります。「真実」「誠実」については上記記事をご覧頂きたいのですが、「謙虚」について下記の通り引用します。
『謙虚』は、言葉や行動の謙虚ではなく、心の謙虚を意味します。自分自身が、本当に足りないと思って、隣にいるみんなの短所を見ないで、長所だけを見て、心から感謝することです。
とても印象に残った言葉です。そして、自分も謙虚な心を忘れずに「好かれる力」を培っていきたいと思った次第です。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また！
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（2020.10.11記）
