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【今日の一言メモ】・・・節電という言葉をとんと聞かなくなった今、それでも「モッタイナイ精神」を大切にしていく

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さて、「今日の一言メモ」第564回です。

「蛍雪の功」

「蛍雪の功」(けいせつのこう)とは、苦労して勉学に励んだ成果を指します。「蛍雪」は苦労して学問に励むことです。

晋の車胤は、家が貧しく灯油が買えなかったので蛍をたくさん集め、その光で勉強をした。(『晋書』より)
また、孫康も家が貧しく灯油が買えず、窓辺に雪を集めて、その明かりで書物を読んだ。(『蒙求』より)
こうした努力の結果、後にこの二人とも出世したという故事に基づきます。

卒業式の祝辞の常套句であり、「蛍の光、窓の雪……」という歌詞もこの故事からきているのです。

「あかりの日」

今日10月21日は、かのエジソンが白熱電球を完成させた日に由来する「あかりの日」です。この記念日は、日本電気協会・日本電球工業会等が、今から37年前の1981年 (昭和56年) に制定した記念日です。

この記念日は、今から141年前の1879年 (明治12年) 10月21日に、エジソンが日本・京都産の竹を使って白熱電球を完成させ、アメリカ・ニュージャージー州で初めて一般に公開したことに由来しています。そしてこの日は、あかりのありがたみを認識する日とされています。

「節電」は死語に?

あの東日本大震災が起きてから約9年半・・・地震が起きた直後は、エスカレーターは止まり、コンビニの照明も消され、夜の街はずいぶん暗くなりました。

計画停電が実施され、僕が住んでいたマンションも、1日に多い時は2回も、各2時間程度停電したものです。大規模停電を防ぐために。それでも、生活に大きな支障はありませんでした。

まあ、今年のような猛暑・酷暑の夏に、1日に2度も停電したら、エアコンが使えずに耐えられないでしょうけど……。

そして、福島原発の事故により、全国の原発が停止しました。その分の電力を補うため、石油や天然ガスなどの化石燃料の輸入が増えました。そして、電力コストは上昇し、電力会社は赤字となり、政府と電力業界は、電力の低廉で安定した供給をお題目に、原発再稼働に躍起となっています。

でも、あれだけ必死に呼びかけていた「節電」という言葉を聞かなくなったのはなぜでしょう?もう死語になったのでしょうか?

日本人の美徳である「もったいない」という言葉もあまり聞かなくなった気がします。駅弁のフタの裏についたお米粒をもったいながって食べるのは、卑しい行為なのでしょうか。

やはり何かにつけて世界に誇れる「モッタイナイ精神」は大事にしていきたいと思います。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!

・・・・・・・・・・・・
(2020.10.21記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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