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さて、「今日の一言メモ」第572回です。
「遠くて近きは男女の仲」
「遠くて近きは男女の仲」とは、男と女は遠く離れているように見えて、意外と結びつきやすいものであるという意味です。
清少納言の『枕草子・一六一段』に「遠くて近きもの、極楽、舟の道、男女の仲」とあるのに基づくそうです。
「初恋の日」
今日10月30日は「初恋の日」です。今から124年前の1896年 (明治29年) に、島崎藤村が『文学界』46号に『こひぐさ』の一編として初恋の詩を発表したことが、その由来です。
初恋・・・なんとも甘酸っぱい響きですね。遠いあの日を思い返せば、気になるあの子を、ドキドキしながら遠くから見つめていたような記憶があります。
告白するなんて、とんでもない話で、利発で歌が上手いキラキラしたその子のことを、陰からそっと見て、憧れているだけでした。告白して振られて、気まずい間柄になるなら死んだ方がマシと思っていたような……。(^^;
蛍は、身を焦がさんばかりに光っていますが、きっとあの頃の僕の熱い眼差しを誰かに見られたら、バレバレだったかもしれません。
トキメキやドキドキを、いくつになっても感じていたい
僕が還暦を迎えて、秘かに心に決めたことがあります。それは「もう歳だから……」という言葉を禁句にしよう、ということです。
それまでは、とても素敵な女性とお会いしてドキドキした時に「年甲斐もないことだ……」と自分の気持ちを抑え込んでいました。
でも、そうしたトキメキやドキドキは、自分を生き生きと溌剌とさせてくれるのではないでしょうか。なので、いくつになってもそうした気持ちは大事に持ち続けていこうと思っています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.10.30記)