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さて、二十四節気がまた一つ進み、今日12月7日から「大雪 (たいせつ)」です。
二十四節気の第21「大雪」
「二十四節気」は、1年を24等分に割って24の区分が作られ、そのうちの6つずつで一つの季節を表します。
(出典 : Wikipedia)
「大雪」は、雪が激しく降り始める頃とされています。
江戸時代に書かれた『暦便覧』では、「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」と説明されています。
鰤 (ブリ) などの冬の魚の漁が盛んになり、熊が冬眠に入り、南天の実が赤く色付く季節です。
今後1ヶ月の気候は?
気象庁が、12月3日に発表した関東甲信地方の12月5日から来年1月4日までの天候見通しによると、天気は平年と同様に晴れの日が多く、気温は高めで、降水量は平年並みのようです。
(出典 : 気象庁)
今年も、あと25日…
いよいよ、今年もあと25日となり、師走の時間は足早に過ぎ去っていきます。
今年はコロナ禍のせいで、例年であれば盛り上がるクリスマスから年末年始にかけての行事も中止になり、外出自粛が呼びかけられる中、例年とは様変わりした光景になることでしょう。
報道を見ていると、若い人たちの中にはインタビューで「若者は感染しても軽症で済むから」とか「感染しても自己責任だから」と、やはりコロナ慣れと思われる答えをしている人もいました。
一方で、コロナに感染した大学4年の女子学生は、症状は軽く自宅療養だったものの保健所から送られた段ボールに入った保存食で2週間過ごし、どこにも出かけられず、何人もの濃厚感染者に迷惑をかけ、その中にはバイト先の店長もいて、お店は9日間営業停止となったそうです。
たいへんな迷惑をかけた、と悔いて申し訳ない気持ちで毎日泣いていたそうです。そして同世代の若者に「コロナ慣れなんてとんでもない!」と呼びかけていました。
自分が感染したり、他人に感染させたら、軽症であってもそれだけで医療機関や医療従事者に負担をかけてしまうこと、そして、そうしたことがコロナ以外の病気の人が治療を受ける機会を奪うかもしれないと想像力を働かせて欲しいと思います。
医療従事者の方が一番求めているのは、一般の人に感謝されることではなく、感染対策を万全にしてくれることだそうです。
まずは、マスクを忘れず、手指消毒を徹底し、3密を避けて注意深く行動した上で、気温差が大きい中、風邪をひいたり体調を崩して病院に行くことのないよう心掛けたいと思います。
そして、感染状況の落ち着いた中で年末年始を迎えたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2020.12.7記)