Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【今日の一言メモ】・・・この難局を乗り越えるため、自分のために我慢し、他人のために辛抱する

0

0

0

0

0

(画像出典元はこちら

さて、「今日の一言メモ」第634回です。

「忍の一字は衆妙の門」

「忍の一字は衆妙の門」(にんのいちじはしゅうみょうのもん)とは、耐え忍ぶことを身につければ、どんなことでも成功のもとになるという例えです。

忍耐の忍の一字があらわす精神を常に持つことが、あらゆることを行う上での出発点であり、それが成功に繋がるということです。「衆妙の門」とは、全てのすぐれた道理の入り口のことを意味しています。

2回目の緊急事態宣言発出

今日(2021.1.7)、2回目の緊急事態宣言が首都圏の1都3県に発出されます。人の移動を極力抑えるため、今回は主として飲食業の営業時間を20時までとし、酒類の提供を19時で終了するという要請内容です。

その他の商業施設や娯楽施設などにも、営業時間をできるだけ20時で終了するよう要望するようです。

ただ、ここまで感染が拡大しているのは、飲食店などの施設が夜遅くまで営業しているのが原因とするには無理があります。飲食店などはできる限りの感染予防策をとっているところがほとんどです。あくまで利用者側が節度ある行動を取れなかったのが大きな原因だと思います。

家族や友人などの少人数で静かに会食するなどのマナーを守れば、ここまで感染が拡大することはなかったのではないでしょうか。飲食店でも、大人数でマスクもせず大声でしゃべっているグループを最近でもよく見かけます。そうしたグループからは遠く離れた席に座りますが……。お店としては売り上げに貢献しているそうしたグループにマナーを守るよう注意できないのが実態です。

特措法の改正では、それなりの補償を条件に営業時間短縮の要請に従わない飲食店は店舗名を公表するだの罰金を徴収するだのといった予想報道がされています。

罰金を取るのなら、マナーを守らない利用者から徴収してはと思いますが、なぜそうした議論がされないのでしょうか。それは憲法で保障された個人の私権を侵すことになるのでしょうか。よく分かりません。

自分のために我慢し、他人のために辛抱する

1回目の緊急事態宣言が発出されていた去年5月のブログ記事「我慢と辛抱」について書いたことがあります。今日も改めて書いておきたいと思います。

今の時期に求められているのは「辛抱」です。そして、昨年の外出自粛生活を経験して、そんな生活をずっと我慢して続けるのも限界があることが明らかになりました。その反動が、今の第3波に繋がっていると言えるでしょう。

今回の緊急事態宣言は、一応2月7日までの1ヶ月間になるようですが、延長されるかもしれません。人間いつまで我慢すればいいのか分からなければ、ずっと我慢することには耐えられないでしょう。

ここに「我慢と辛抱」について書かれた言葉があります。

好きなことのために耐え忍ぶのが「辛抱」

我慢の中には不満がある
辛抱の中には希望がある

我慢はいずれ爆発する
辛抱はいずれ実る

我慢はしなくていい
辛抱をしよう

釈迦の教えに「自利・利他・解脱」の三つがあります。「自利 (じり) 」とは自分の利益、「利他 (りた) 」とは他人の利益です。つまり「自利と利他」とは、自分が利益を得たいと思ってとる行動や行為は、同時に他人、相手側の利益にもつながっていなければならないということです。

今の時期で言えば、我慢するのが「自利」、辛抱するのが「利他」と言えるかもしれません。自分のために我慢するだけでは、いずれ爆発するかもしれません。でも他の人の命を救うために辛抱するのだと思えば結構頑張れるのではないでしょうか。

この辛抱は、人として生きていくために、しっかり経験しておかなければならないことだと認識しています。そして、この辛抱を乗り越えれば、きっと人として一回り大きくなっているはずです。

是非、共に乗り越えて参りましょう!

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしますね。
では、また!

・・・・・・・・・・・・
(2021.1.7記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

コメント

人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

詳しいプロフィールはこちら