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【今日の一言メモ】・・・お彼岸の時期に「六波羅蜜」を紐解き、その普遍的な教えに耳を傾けてみる

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(画像出典元はこちら

さて、「今日の一言メモ」第687回です。

「彼岸の入り」

昨日は彼岸の入りということで、こちらの記事を書きました。昨日から7日間がお彼岸で、中日の20日が「春分の日」です。

最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」と呼び、中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜」を、1日に1つずつ修める日とされています。

今日は、この六波羅蜜について紐解いてみたいと思います。

「六波羅蜜」

Wikipediaによると、六波羅蜜 (ろくはらみつ、ろっぱらみつ、梵:Ṣatpāramitā) とは、ブッダになりうる資質を獲得するために実践する6つの項目のことで、「六度 (ろくど) 彼岸」とも呼ばれるそうです。

6つの項目とは、要約すると以下のようになります。

1. 布施・・・分け与える

2. 持戒 ・・・戒律を守る

3. 忍辱・・・耐え忍ぶ

4. 精進・・・努力する

5. 禅定・・・特定の対象に心を集中して、散乱する心を安定させる

6. 智慧・・・般若波羅蜜による調御によって成就される

釈迦の教えである「利他・自利・解脱」の三つは、すべて六波羅蜜に包摂されます。

◎ 布施・持戒 -「利他」

◎ 忍辱・精進 -「自利」

◎ 禅定・智慧 -「解脱」

普遍的な教えに耳を傾ける

「自利」と「利他」を両立させるためには、何があっても忍耐を忘れず努力を続け(自利)、惜しみなく分け与え迷惑をかけないようルールを守り(利他)過ごしていかなければならない、と読み解くことができます。

そして、いついかなる時でも集中力を途切らせることなく、安定した精神を保ち、事の道理をわきまえ正しく判断する力を持てば「解脱」の領域に近づけるという意味に読み解けます。

僕は仏教徒でもキリスト教徒でもなく無宗教の人間ですが、こうした普遍的な教えには十分耳を傾けて過ごしていきたいと思っています。

・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2021.3.18記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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