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閑話休題。
さて、「昭和の日」翌日の今日は4月最終日。昨日からゴールデンウィーク開始ということで、お休みの方も多いことでしょう。
2年前の今日で平成の時代が幕を閉じ、令和の時代になりました。1年目は台風が多く襲来して被害が大きかった年です。そして、2年目は新型コロナウイルスの発生で世界が閉じてしまった年でした。
それは令和3年になっても変わらず、またもや緊急事態宣言の発出に伴いステイホームが呼びかけられる昨年同様辛抱のゴールデンウィークとなっています。
それにしても、ついこの間お雑煮やおせち料理を食べていたと思うのですが、2021年も3分の1が過ぎようとしています。毎度のことですがビックリです。
「ジャネーの法則」
「ジャネーの法則」という法則があります。この法則を簡単に説明すると、生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)ということです。(Wikipedia参照)
例えば、50歳の人にとって1年の長さは人生の50分の1ですが、5歳の子どもにとっては5分の1に相当します。
なので、50歳の人にとっての10年間は5歳の子どもにとっての1年間に当たり、5歳の子どもの1日が50歳の人の10日に当たることになるわけです。
初めて経験する道は、時間が長く感じる
5歳の頃と言えば、毎日見るもの、触るもの、やること、成すこと、すべてが初めての経験や出来事の連続。それら1つ1つが、強烈な思い出や記憶となって心に刻まれる年頃です。
一方、50歳といえば、色々なことを一通り経験、理解し、新鮮さや驚きに出会う機会は、それは5歳の頃に比べれば格段に減るでしょう。
また、初めて行く道は、かかった時間が長く感じるのに、同じ道を帰る時は短く感じた、という経験は誰でもあることでしょう。
ジャネーの法則では、「主観的に記憶される年月の長さ」とあります。ということは、「過去を振り返った時に感じる時間の長さの印象」というわけです。
歳を重ねるほど、月日の流れを早く感じるのはこういうことだったのです。
早く去って欲しいものほど、ゆっくり感じる
コロナ禍よ、早く去ってくれ、と誰もが願っていることでしょう。でも、コロナと付き合っている時間はちっとも早く過ぎてくれません。
感染力を増し、重症化リスクが高い変異型ウィルスの登場で、東京オリンピック・パラリンピックの開催も危ぶまれるようになってきました。
現状の医療リソースで、オリンピック・パラリンピックに備えた医療環境を別に整えることは至難の業でしょう。
それでも「神は乗り越えられる試練しか与えない」といいます。早い時期のワクチン接種、そして治療薬の登場を期待して過ごしていきたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.4.30記)