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閑話休題。
さて、いろいろあった2021年も今日で前半が終了、明日から後半に移ります。
「夏越の祓」
大祓(おおはらえ、おおはらい)は、罪と穢れを祓い清める神事で、6月と12月の末日に行われ、6月のものを「夏越の祓」(なごしのはらえ)と呼びます。
夏にお祓いが行われるのは、衣服を毎日洗濯する習慣や自由に使える水が少なかった時代、半年に一度、雑菌の繁殖し易い夏を前に新しい物に替える事で、残りの半年間、疫病を予防して健康に過ごすようにする意味があったと考えられているそうです。
また、この時期は梅雨の時期にあたり、祭礼が終わると梅雨明けから猛暑と旱(ひでり)を迎えることになるので、この過酷な時期を乗り越えるための戒めでもあったとか。
「茅の輪くぐり」
「夏越の祓」では、各地の神社に次の画像にあるような「茅の輪」(ちのわ)が置かれて、「茅の輪くぐり」が行われます。
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これは、正面から最初に左回り、次に右回りと8字を描いて計3回くぐることで、半年間に溜まった病と穢れを落とし、残りの半年を無事に過ごせることを願うものです。
神社に行けない方は、自宅で半年間のお祓いをして、あと半年間の無事を祈る、ということでもいいかもしれませんね。
今年前半を振り返って
2021年前半は、とにかくコロナ禍の中で緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の発令されていた時期がほとんどという、これまで経験したことのない時期でした。
そんな中で、できないことや制約を受けたことがたくさんあり、コロナ禍前の日常がどんなにありがたいものだったのか痛感しました。
特に春から夏に移る時期に酒類提供の自粛が求められ、外で美味しい生ビールが飲めないのが辛かったですね。
それでも、できることやれることに目を向ければ、まだたくさんのものがありました。そうしたことに目を向けることの大切さも学んだ気がします。
ワクチン接種もやっと軌道に乗って、コロナ禍が昔のことになる日も近づいています。それまで、とにかく健康に気をつけて過ごしていきたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.6.30記)