Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【今日の一言メモ】・・・自分の身体に障害があろうとなかろうと、それは借り物と考え、さらに自分の命や人生は、すべて借り物であって、いつか返却するものと考える

0

0

0

0

0

(画像出典元はこちら

さて、「今日の一言メモ」第785回です。

「虎の威を借る狐」

「虎の威を借る狐」狐とは、権勢を持つ者に頼って、威張る小者のことを指します。この言葉は、『戦国策・楚策』にある、下記の話に基づくそうです。

虎が狐を食おうとしたときに、狐が「私は天帝から百獣の王に任命された。私を食べたら天帝の意にそむくことになるだろう。嘘だと思うなら、私について来い」と虎に言った。そこで虎が狐の後についていくと、行き合う獣たちはみな逃げ出していく。虎は獣たちが自分を恐れていたことに気づかず、狐を見て逃げ出したのだと思い込んだのだった。

「借る」は「借りる」の文語形で、「虎の威を借りる狐」ともいいます。

そもそも自分の肉体は借り物と考える

今回の東京パラリンピックを見ていて思ったことがあります。それは障害者であれ健常者であれ、そもそも自分の肉体は借り物なのではないかと。

もしも生まれつき障害を持った身体で生まれてきたら、我が身を不幸と思い嘆き悲しむかもしれません。でも不幸と思うのは、自分を障害のない人と比べるからです。そうではなく、こういう身体を借り物として与えられたのだ、と考えることができれば受け入れることができるかもしれません。

そして、結局自分の命や人生は、すべて借り物であると考えれば、その借りたものを満喫しながら、最終的には返却しなければならないことに思い至るでしょう。

喪失感や失った悲しみは、所有意識から生まれるものです。なので、自分の命も人生も借り物と考えればいいかもしれません。そんな開き直りを持てれば、その瞬間、心のあり方が変わるでしょう。

・・・・・・
さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2021.9.8記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

コメント

人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

詳しいプロフィールはこちら