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閑話休題。
「主婦休みの日」
さて、今日9月25日は「主婦休みの日」だそうです。これは、サンケイリビング新聞社が2009年から提唱している記念日です。1月25日、5月25日、9月25日の年3回あります。(こちらのサイト参照)
- 家事や育児に頑張る主婦がリフレッシュできる日
- 家族が元気になってニッポンも元気になる日
- 夫や子どもが家事にチャレンジする日&パパと子どもが一緒に行動する日
・・・だそうです。
専業主婦世帯の割合
そういえば、現在の専業主婦世帯の割合はどの程度なのか?と思い調べてみました。以下のグラフは、厚生労働省の資料から引用したものです。
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昭和の時代は、圧倒的に専業主婦世帯の比率が高いですが、平成に入って共働き世帯と拮抗するようになり、2000年代に入ると明らかに共働き世帯の比率が上回り、その後急速にその差が開いています。
そして、2020年時点では、3割ちょっとが専業主婦世帯という結果になっています。
昭和は遠くになりにけり
昭和30年代からの戦後高度成長期を支えたのは、「24時間戦えますか?」と鼓舞されリゲインを飲んで働いていたモーレツおじさんであり、それを支えていたのが家庭の主婦でした。
「働き方改革」が進んだ今ならブラック企業と呼ばれて即座にアウトですが、当時は当然のことと受け止められていました。長時間勤務など当たり前、何日徹夜したか競うような風潮すらありました。今では考えられませんね。
10年前に会社をアーリーリタイアメントしフリーランスになって本当にありがたく感じるのは、今はどんなに深夜まで(自宅仕事場で)働こうと、平日午後早めに仕事を切り上げてお酒を飲もうと誰にも制約を受けず文句を言われない自由な立場だということです。
自分の性格的に、通勤電車に揺られて出社し、会社組織のルールに縛られて仕事をして、会社帰りに赤提灯に寄って憂さを晴らすという昭和のおじさんスタイルは向いていないようです。一定の年齢まではモーレツ社員でしたが……。
ま、その分、家にいる時間が増えたので必然的に分担する家事の量は増えましたが、それはそれで当然のことでしょう。
なので、わざわざ年に3回「主婦休みの日」を設けて家事や育児から主婦を解放しよう、というのもだんだん時代とそぐわなくなっているのかもしれません。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.9.25記)