(画像出典元はこちら)
閑話休題。
東京タワーが完成した日
平成の時代は、今日が天皇誕生日でした。上皇陛下は今日で88歳、歴代天皇の中で最高齢になられたとのことです。
そして、今から63年前の今日、1958年(昭和33年)12月23日は東京タワーの完工式が行われ、正式な営業が開始された日でもあります。
映画に登場する東京タワー
東京タワーと1956年(昭和31年)生まれの僕は、ほぼ同じ年数を共に過ごしてきたことになります。
2005年に封切られた映画「ALWAYS三丁目の夕日」では、1958年(昭和33年)の東京の下町を舞台として、夕日町三丁目に暮らす人々の温かな交流が描かれていました。
その時代を表す象徴的なものとして、東京タワーが登場します。冒頭で鉄塔が組み上がるシーンがあり、ラストシーンでは完成した東京タワーが映し出されます。
このシーンで、映画の世界が1957年〜1958年にかけてであることが分かります。この映画に登場する建物、商店、乗り物、町並みは、昭和30年代の情景でノスタルジーをかき立てます。
僕が物心ついた時には、既に東京タワーも完成して、昭和の東京オリンピックの開催も決まり、東海道新幹線の工事が進んでいました。
でも、「ALWAYS三丁目の夕日」に登場する世界は、ランニングシャツと半ズボン姿で走り回っていた小さい頃を思い出す郷愁に満ちたものなのです。
優美な東京タワー
スカイツリーができて高さ日本一の座は譲りましたが、その優美な姿から現在も人気は高いものがあります。
LED照明の普及で、その時々でライトアップされた姿は本当に綺麗です。次の画像は、「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」と呼ばれるものです。(こちらのサイト参照)
(出典:Wikipedia)
スカイツリー開業後も、電波塔としての役割を果たしている東京タワーですが、2018年(平成30年)9月末でテレビの電波塔としての役割を終え、今はFM放送のラジオ電波の送信を続けているそうです。そして、同じ9月末で長年親しまれてきた東京タワー水族館も、40年間続いた営業を終了しました。
また、災害や事故でスカイツリーが使えなくなった場合に、NHKや民放のテレビ電波を送るための予備塔としての役割は維持しているそうです。
還暦を過ぎても、まだまだ頑張る東京タワーです。同じ時代を過ごしてきた仲間として、東京タワーに負けず、ひと様のお役に立っていこうと改めて思うのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.12.23記)