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さて、「今日の一言メモ」第856回です。
「失敗は成功の母」
失敗することによってやり方を改めることができ、かえって成功へと繋がることになるから、一度や二度の失敗にくじけるべきではないという教えです。
また、失敗してもその原因を追究しなかったり、やり方を改善しようとする姿勢がなければ、また同じような失敗をくり返すだろうという教訓でもあります。
この半月でやらかしてしまったこと
今日は1月16日、前半を折り返して後半に入りました。この半月間で、いろいろやらかしてしまったこともあるかもしれませんね。
僕は、三が日明けに1日に2度、コップの中身をぶちまけたことがあります。1度目はノニジュースが入ったコップを持ったまま、冷蔵庫の中身を少し動かそうとしてコップを取り落としそうになり、あわてて持ち直そうとして失敗し盛大に色付きの液体を冷蔵庫の中にぶちまけてしまいました。後片付けが大変でした……。
そして、その数時間後、テーブルにあった浄水入りのコップを持ち上げようとして手が滑り、中身を盛大にテーブルと床にこぼしてしまいました。今度は透明な水だったことに感謝しながら後片付けに勤しみました……。
まあ、ほかにも細々した失敗はありますが。
「真の愚か者は、過ちから学ぼうとしない者」
「真の愚か者は、過ちから学ぼうとしない者」という言葉があります。
数時間の間に、2度も同じような失敗をしてしまった僕は、真の愚か者です。ほとほと自分がイヤになりました。
イチローの言葉を反芻する
引退したイチローが、現役時代に4千本安打を放ったときのインタビューでこんな趣旨の言葉を残していました。
4千本安打の裏には、8千本の凡打がある。
僕は、そうした凡打と真剣に向き合ってきた。
誇れるとしたらそこ。
イチローにとっては、8千本も凡打を重ねたことが許せなかったのでしょうか。とにかくなぜ凡打に終わったのか、真剣にその原因を追及し、打撃方法の改善に取り組んだのは想像に難くありません。
大切なのはイチローの姿勢から学べるかどうかです。失敗してしまうと、早くそのことを忘れたいと思うのが凡人の常です。
そうではなく、なぜ失敗したのか考える。そして、同じアプローチの失敗を繰り返さないよう肝に銘じる。そして、次なる試みに取りかかる。
こうして、失敗したことから学ばないという愚は犯さないように心掛けたいと思います(コップは注意深く扱います……)。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.1.16記)