Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【今日の一言メモ】・・・5年後の自分を形作るのは、今の自分の意思決定次第なので、もう遅すぎるなどという言葉はタブーとする

0

0

0

0

0

(画像出典元はこちら

さて、『今日の一言メモ』第861回です。

「来を知らんと欲する者は往を察せよ」

「来を知らんと欲する者は往を察せよ」とは、未来のことを知りたい者は、過去のことを正確に調べ、それを基礎にして判断をしなさいという意味です。

「来」は未来、「往」は過去を指します。「歴史は繰り返す」ということわざもありますが、将来を予測する場合に過去のことを調べると役立つことが多くあります。

少し意味合いは異なりますが、大学入試の勉強に「赤本」が多くの人に使われています。「赤本」とは、その大学の過去問題集のことで、ちょっと大きな書店では書棚の一角を赤い背表紙が埋めていますね。

5年後の姿を思い描くには、5年前に何をしていたか思い出す

今日の意思決定が、5年後のあなた(や私)の人生を決定する

という言葉があります。そして、この言葉の元になったのが次の言葉です。

5年前にあなた(や私)は何をしていたか?
その答えが「今」にある

であれば、自分が5年前にどのような意思決定を行い、どのような行動をとっていたのかきちん思い出す必要があります。

自分がどのような意思決定を行ってきたか

自分自身を振り返れば、まず11年前(2011年)に大きな意思決定をしました。今からちょうど11年前の今頃、以前勤めていた会社をアーリーリタイアメントして、独立起業しようと決心したのです。

大きな意思決定でしたが、あのときに決断して良かったと思っています。それまでは、会社を定年退職してから、フリーランスのITコンサルタントとして起業しよう、と考えていました。

それが、会社が同業他社と合併し、増えた中高年層をリストラするため、一時的な早期退職優遇制度を設定し、2010年暮れに退職希望者を募ったのです。

そのことを知った時は、迷いなく手を挙げようと思いました。2011年の正月休みに将来設計を描き、奥さんに打ち明けました。幸い、奥さんは「後で悔いを残さないように、あなたの希望する人生を生きて欲しい」と理解してくれました。

定年まで5年を残していましたので、当然準備不足でしたが、それから1年かけて準備し、フリーランスとして独立したのです。

そして、独立して5年が経った頃、仕事の力点を地方のクライアントに移す意思決定をしました。ちょうど高校時代からの親友が地方で会社を経営していることもあり、そちらのコンサルに力を入れました。地方の会社に出向けるのは月に一度程度でしたので、Skypeを活用したリモートワークを導入し、週に一度のリモート会議などでコミュニケーションを図りました。

そして、eメールだけでは情報の共有が十分ではないのでサイボウズLiveという無料版のグループウェアを導入して、スケジュール管理やファイル共有、タスク管理などを行い、インターネットが繋がる環境とPCがあれば、どこでも仕事ができる体制を整えました。

コロナ禍によって対面の機会を持つことが難しくなりましたが、早くからリモートワークを実現していたのですんなり移行できたことは不幸中の幸いでした。SkypeとサイボウズLiveは、今はMicrosoft Teams に取って代わられましたが。

コロナ禍が長引いている今となっては、早くからリモートワーク主体のワークスタイルに移行していて本当に良かったと思います。

5年後の自分を形作るのは、今の自分の意思決定

人生100年時代と言われてずいぶん経ちます。そして、以前であれば高齢で引退していたであろう年齢の多くの方々が、実に生き生きと活躍されています。

「50,60ハナ垂れ小僧、70,80働き盛り、90になってお迎え来たら、100まで来るなと追い返せ!」という言葉がありますが、僕の周りにもそれを自ら体現している方が多くいます。

というわけで、これからも次の3つをモットーにして過ごしていきたいと思っています。

1. 「人生の中で今日が一番若い」

2. 「何を始めるにも遅すぎるということはない」

3. 「いい歳をしてみっともない、と言われそうなことに積極的に取り組む」

・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2022.1.26記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

コメント

人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

詳しいプロフィールはこちら