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閑話休題。
「東京大空襲の日」
今日と明日は、過去この日本で多くの方々が亡くなられた日です。まず今日3月10日は、今から77年前に、東京大空襲があった日です。そして、明日は、まだまだ記憶が生々しく残る東日本大震災が起きた日です。
第二次世界大戦末期の1945年 (昭和20年 )3月10日深夜0時8分、東京はアメリカ軍のB29爆撃機344機による焼夷弾爆撃を受けました。死者約10万人、焼失家屋約27万戸という、第二次大戦で最大級の被害を出した空襲だったのです。
次の画像は、焦土と化した東京です。本所区松坂町、元町 (現在の墨田区両国 )付近で撮影されたものだそうです。右側にある川は隅田川です。
(出典 : Wikipedia)
兵隊ではない何の罪もない庶民が10万人以上も亡くなるという、痛ましいというには筆舌に尽くしがたい出来事です。
焦土と化した東京に、死屍累々と焼け焦げた遺体が積み上げられたそうです。こんな仕打ちを強いる戦争とは、なんと不合理で、非論理的で、自己中心的な行為なのでしょう。
今、遠くウクライナでは、ロシアの侵攻により次々と罪のない人々が命を奪われています。それもプーチンが犯した戦争犯罪によって……。もうすぐキエフが77年前の東京と同じように焦土と化すのでしょうか。
マザーテレサの言葉「Anyway」
そんな思いの中で、マザーテレサの言葉「Anyway」を思い浮かべます。「名言+Quotes」サイトから一部引用します。
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人はしばしば不合理で、非論理的で、自己中心的です。
それでも許しなさい。
人にやさしくすると、人はあなたに何か隠された動機があるはずだ、
と非難するかもしれません。
それでも人にやさしくしなさい。
成功をすると、不実な友と、本当の敵を得てしまうことでしょう。
それでも成功しなさい。
正直で誠実であれば、人はあなたをだますかもしれません。
それでも正直に誠実でいなさい。
歳月を費やして作り上げたものが、一晩で壊されてしまうことに
なるかもしれません。
それでも作り続けなさい。
心を穏やかにし幸福を見つけると、妬まれるかもしれません。
それでも幸福でいなさい。
今日善い行いをしても、次の日には忘れられるでしょう。
それでも善を行いを続けなさい。
持っている一番いいものを分け与えても、決して十分ではないでしょう。
それでも一番いいものを分け与えなさい。
どうしたら心穏やかになれるのだろう
今、世界中でプーチンに対して怒りのメーターが振り切れています。そして、どうしたらこんなひどいことができるのか、と疑問が渦巻いています。
マザーテレサは、そんなプーチンに対しても「許しなさい」と言うのでしょうか。犯した罪は償わなければなりません。そうでなければ、小さな子に「どうして彼は罰を受けないの?」と聞かれて答えに窮してしまいます。
昨日は、学校が病院がロシアの砲撃を受けて、子どもが死にました。脱水症状を起こして亡くなった子どももいました。そんなニュースに触れるたび、全身が震え鳥肌立つような憤激の思いに涙を禁じ得ません。
そんなニュースはできるだけ見ないようにしていますが、いやでも目に入ってきます。このやりきれない思いを抑え、心穏やかに過ごすにはどうしたらいいのでしょうか?
どうか一日も早く戦火が早く終わり、ウクライナの人々に平穏な日々が戻ってきますように。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.3.10記)