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さて、2月4日の「立春」から6週間ちょっと、今日3月21日は、二十四節気の第4「春分」です。そして、まん延防止等重点措置が解除される日になりました。昨日は東京で桜の開花発表がありました。これから各地で続々と桜開花がラッシュになっていくことでしょう。
二十四節気の第4「春分」
「二十四節気」は、1年を24等分に割って24の区分が作られ、そのうちの6つずつで一つの季節を表します。
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二十四節気は期間としての意味があるので、3月21日から次の節気「清明」の前日 (4月4日) までを「春分」といいます。
春分の日に、太陽は赤道上にあって、赤道にいれば正午に真上を太陽が通ります。また、北極点または南極点にいると、春分の太陽はちょうど地平線と重なるようにして動き、昇ることも沈むこともないのだそうです。
昨年暮れの12月22日が「冬至」で、1年で昼が最も短い日でした。二十四節気で言えば、それからほぼ2週間毎に、小寒→大寒→立春→雨水→啓蟄と巡り、春分を迎えたわけです。
今後1ヶ月の気候は?
気象庁が、3月17日に発表した関東甲信地方の3月19日から4月18日までの天候見通しによると、平年と同様に晴れの日が多く、気温は高めで、降水量は平年並みのようです。
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「桜、咲く」
去年は、桜の開花が観測史上最速を記録しました。今年は去年ほどではないものの、それでも東京は平年より4日早い開花発表だったそうです。
開花が早くなる要因は、冬の間に強い寒気が訪れて桜の花芽の休眠打破がしっかり行われ、その後の気温上昇で花芽の生長が促されることによります。
関東甲信地方の開花予想は次の通りです。
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ロシアがウクライナに侵攻しても、東北で大きな地震があっても季節は進み、桜が咲き春が到来してくれます。ウクライナで寒くて怖い思いをしている人々がいても、地震の被災地で春や桜どころではない人々がいても、それでも「桜、咲く」と聞くと気分が浮き立ちます。
ウクライナの惨状が波状攻撃のように押し寄せ、もうそれを正視し続ける力が尽きてしまいました。悲しみとやりきれなさと怒りの感情が自分の中に充満して人間らしさを失いそうです。それをなんとか止めたいと思います。桜の開花は、せっかくの自然からのプレゼントですから、しっかりそれを受け止めて少しでも心穏やかに過ごしたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.3.21記)