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閑話休題。
「大仏開眼の日」
4月9日は「大仏開眼の日」です。今から1,270年前、752年(天平勝宝4年)の今日、奈良・東大寺の大仏が完成し、開眼供養会(かいげんくようえ)という魂入れの儀式が行われたことに由来します。
私達には、奈良の大仏さんとしてなじみ深いですね。
(出典:Wikipedia)
奈良の大仏は、聖武天皇の発願で745年(天平17年)に制作が開始された、盧舎那仏(るしゃなぶつ)といわれる大乗仏教における仏の1つです。
坐像の座高16m、顔の長さ5m、目の長さ2mで、この大仏開眼供養で使用された遺品は正倉院に奉納されているそうです。また、「銅造盧舎那仏坐像」の名で、彫刻部門の国宝に指定されています。
開眼(かいがん)への道は遠し
「開眼」(かいげん)とは、仏像や仏画像を新しく作り,最後に眼を入れて仏の霊を迎えること、または、その儀式を指します。
一方、私達が「開眼」(かいがん)と言う時は、物事の道理や真理がはっきりわかるようになること、または、物事のこつをつかむことを指しています。
その境地に達するまでには、相当な時間がかかります。一方で、物事の道理や真理を分かった気になることは、よくあります。
でも、後になると本当の道理や真理ではなく、表面的に分かったつもりだけだったことに気づきます。
開眼への道は遠く険しい・・・いつ到達できるか分かりませんが、毎日一歩一歩近づけるよう歩んでいきたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.4.9記)