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さて、今日5月5日は「こどもの日」で「端午の節句」です。そして、二十四節気の第7にあたる「立夏」に入りました。暦の上では、いよいよ夏になったわけです。
二十四節気の第7「立夏」(りっか)
「二十四節気」は、古代中国でそれまで使われていた暦(月の満ち欠けをひと月とする「太陰暦」)と、実際の季節感の違いを修正するために考案されたものです。
(出典:Wikipedia)
1年を24等分に割って24の区分が作られ、そのうちの6つずつで一つの季節を表します。「立春」が「春」の始まりで一年がスタートします。その後6つずつ「春」「夏」「秋」「冬」と4つの季節が進みます。
「立夏」は、春分と夏至の中間にあたり、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合は、この日から小満⇒芒種⇒夏至⇒小暑⇒大暑と過ぎて、立秋(今年は8月7日)の前日までが夏となるのです。
実際には、立秋からが暑さ本番という感じになりますが。
今後1ヶ月の気候は?
気象庁が、4月28日に発表した関東甲信地方の4月30日から5月29日までの天候見通しによると、数日周期で天気は変わり、平年に比べ晴れの日が少なく、気温は平年より高めで、降水量は多めになりそうです。
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「こどもの日」
総務省は5月4日、「こどもの日」を前に人口推計から算出した子どもの数を発表しました。(こちらの記事参照)
15歳未満の男女は、2022年4月1日時点で前年より25万人少ない1465万人だそうです。男女別の内訳は男子が751万人、女子が715万人と男子が少し多くなっています。1982年から41年連続減少で過去最少を更新しています。
総数はピークだった1954年の2989万人から半減しました。1970年代前半の第2次ベビーブーム前後で増えたもののそれ以降は減り続けています。
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少子化傾向に歯止めがかかりません。このまま改善されないと、西暦3000年には日本の人口が2000人になってしまい、日本という国家そのものが消滅してしまうという予想もあります。人口減少問題がヒタヒタと忍び寄る「静かなる有事」と呼ばれる所以です。
(画像出典元 : 「未来の年表」)
目の前の有事、そして将来的に忍び寄る有事を考えれば、政治が担う役割は重要です。憲法改正も重要な政治課題ですが、目の前の人口減少問題にどう向き合うのか、日本のグランドデザインを描き党利党略を捨てて骨太な議論をして欲しいものです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.5.5記)