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さて、『今日の一言メモ』第960回です。
「負けるが勝ち」
「負けるが勝ち」とは、場合によっては、争わないで相手に勝ちを譲ったほうが自分にとって有利な結果になり、自分の勝ちに繋がるという意味です。
一見負けたように見えたとしても、あえて争うことを放棄していったん相手に勝ちを譲ることのほうが、結局は勝ちに結びつく例が多いことから生まれた諺(ことわざ)です。
本当の勝ち組とは?
過去のブログを読み返していたら、2年前の今日のブログで当時TVドラマとして驚異的な視聴率を叩き出していた「半沢直樹」に登場するセリフに目が止まりました。
ドラマは巨大銀行VS子会社の証券会社という舞台設定で、その中で銀行から証券会社に出向させられた半沢直樹が、銀行に散々痛めつけられている証券会社のプロパー社員を前に力強く語っていたのです。
大企業にいるからいい仕事ができるわけではない。どんな会社にいても、どんな仕事をしていても、自分の仕事にプライドを持って、日々奮闘し、達成感を得ている人のことを本当の勝ち組というんじゃないかと、俺は思う。
君たち世代の逆襲を、いや、君たちの倍返しを、私は、これから期待している。
我と我が身を振り返る
55歳で会社をアーリーリタイアメントし、その翌年にフリーランスのITコンサルタントとして独立起業して10年、お陰様でお客様や周囲の人たちに恵まれ順調に仕事をさせてもらっています。
その中で、ともすればその環境に安住している自分がいます。そこで半沢直樹の言葉を読み返してハッとしたのです。
果たして自分は「自分の仕事にプライドを持って、日々奮闘し、達成感を得ている」だろうか、ということです。若い頃にがむしゃらに仕事に打ち込んでいたときのパワーはもうありませんが、できることをできる範囲でやっている状態に陥っていないか、と思ったのです。
今感じている達成感は、やや生ぬるいのではないかと自問自答しています。自分の仕事にプライドは持っていますが、日々奮闘しています!と胸を張れるほど懸命に取り組んでいるか?と問われるとやや不足している感があります。
というわけで、お盆休み明けの日に、もう一度フンドシを締め直して(死語?)自分の仕事に取り組もうと決心した次第です。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.8.17記)