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【今日の一言メモ】・・・科学技術の進歩は驚くべき成果だが、それを生かすも殺すも人次第、先人の知恵に謙虚に耳を傾ける

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さて、『今日の一言メモ』第969回です。

「故きを温ねて新しきを知る」

「故きを温ねて新しきを知る」(ふるきをたずねてあたらしきをしる)とは、昔のことを研究し、そこから新しい道理や知識を得るという意味のことわざです。「温ねて」は、通常「たずねて」と読みますが、一般的な読み方通りに「あたためて」と読む場合もあります。

「故きを温ねて新しきを知る」を四字熟語にしたものが「温故知新」です。孔子(こうし)の論語第2章「為政第二」の一節である「子曰、温故而知新、可以為師矣」(故きを温ねて新しきを知れば、以て師となるべし)が由来となっています。

スカイツリーのルーツは、法隆寺の五重塔

ちなみに、東京スカイツリーは法隆寺の五重塔の作りを参考にした建造物です。参考にしたのは、1300年間も崩れることなく立ち続けている法隆寺の五重塔の耐震性が優れているためです。

まさに、「故きを温ねて新しきを知る」例といえます。

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どんなに科学技術が進歩しても、先人の知恵に謙虚に耳を傾ける

現代は、ICTやIoT、そしてAIなどのアルファベット略語が、端的に科学技術の進歩を表すようになりました。

ICT・・・Information and Communication Technology(情報通信技術)
IoT・・・Internet of Things(物同士がインターネットで繋がる)
AI・・・Artificial Intelligence(人工知能)

ただテクノロジーがいかに進歩しても、それを使いこなすのは人間です。そして、人は様々な知恵を先人から受け継いできており、適切にそれを生かしていくことが必要です。

また、そうした知恵は、科学技術の進歩に支えられて更に進化・深化させることが可能になります。孔子の時代には、考えられなかった知恵のコラボレーションが、インターネットなどを通じて可能になりました。

孔子の時代には得られなかった膨大なデータを収集し、「富岳」などのスーパーコンピュータを用いたビッグデータのAI解析による仮説検証も可能です。

そんな科学技術の進歩を生かすも殺すも人間次第、「温故知新」で謙虚に取り組んでいきたいものです。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

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(2022.8.29記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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