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【今日の一言メモ】・・・外部要因ですべての努力が水泡に帰しても、それまでの過程でベストを尽くしてきたか自問自答してイエスなら良しと受け入れる

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さて、『今日の一言メモ』第1014回です。

「水の泡」

「水の泡」とは、それまでの努力が、すべて無駄になることの例えですね。水面に浮かんでいる水の泡は、脆 (もろ) くて儚 (はかな) いものであることから、こう表現されるようになりました。

「泡」というと、バブル崩壊を思い浮かべます。崩壊前と後で、どれだけの資産価値が失われたことか……もっとも、価値と思っていたものは単なる幻想に過ぎなかったわけですが。

また、今から6年前を思い起こせば、前大統領のトランプ氏が大統領選で勝利した年でした。トランプ氏は、立候補した時点で「泡沫候補」と揶揄されていました。

その過激な言動から、アメリカ大統領としての資質を疑問視されていたわけですが、徐々に支持基盤を拡大し、とうとう歴史的勝利を収めました。泡とは消えなかったわけです。

すべての努力が水泡に帰したら……

個人でも、一切合切の努力が水泡に帰すという経験は、誰にでも1回はあるのではないでしょうか。もう立ち直れないほどのショックを受け、明日からどう生きていくか、途方に暮れる思いをしたこともあるかもしれません。

話は変わりますが、僕が2014年の正月に定めた「基本スタンス」があります。僕個人が拠って立つところですね。

「目指す最終目標は、ゴールに到達することではなく、
   ゴールを目指す過程で自分のベストを尽くすことだ。」

これは、自分の価値をどこに置くか、ということにも通じます。

例えば、山登りをするとします。山を登る以上、誰でも頂上を目指すでしょう。では、山登りの最終目標は頂上に到達することでしょうか?

多くの人が「イエス」と答えると思いますが、もしも頂上を目前にして天候が急変し、下山することを決意したとしたら、それは目標を達成できなかったということになるのでしょうか?

天候が急変した時に、無理に頂上を目指すのではなく、すぐさま下山することがベストの選択だと信じ、その通り行動できたとしたら「ゴールを目指す過程で自分のベストを尽くした」と言えるのではないでしょうか。

天候の変化のように、外部環境の急変などで、それまでの努力が水泡に帰したとしても、その過程で自分のベストを尽くしてきたのなら、良しと思うことです。

暫くは落ち込んで、何もしたくなくなるかもしれませんが、時を経て気力が充電してきたら、気を取り直して次なるチャレンジに向かえばいいのです。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

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(2022.11.10記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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